前回の話
友達の家にやって来て洋服を盗んだり、約束もしていないのに私も一緒に遊びに行くと勝手なことを言い出すさなかちゃん、「このままではあの子は反省しない」と思ったまるさんのお母さんは、さなかちゃんのお母さんと直接話すことに。挨拶すると、「みかん狩り連れてってくれたっていう・・」と勘違いしているさなかちゃんのお母さんに連れて行ってないと訂正したところ、「連れていかないなんてひどい!あの子なんでも食べるのに!」と論点のズレた怒りはじめました。
母が私の友達に冷たい[35]
「・・てか、前の電話でも言いましたよね?うちの子なんでも食べるって」とみかん狩り連れていかなかったと怒りだすさなかちゃんのお母さん。(いや、そういうことじゃないでしょ!!)
「・・アカン。話が通じん」と唖然とするまるさんのお母さん。
「とにかく!これからも同じことがあったら困るので・・ウチだけでなく、さなかちゃんが『遊びに行く』と言った時は、そのお家に確認の電話を入れてください!」まるさんのお母さんがそう伝えました。
すると、「・・・なんで?」真顔でキョトンとしているさなかちゃんのお母さん。(こっちがなんで?)
「『約束』してないのに、勝手に来られたら困るからです」まるさんのお母さんが「これなら伝わるか?」とかみ砕いて説明しました。
「・・・あ、あーっ!」考え込んだ後で話し出したさなかちゃんのお母さん、これで伝わったのか?
「おでかけにかかるお金のこと?パチンコで勝ったら、うちの子に使った分まとめて払いますから」これで全て解決!と言わんばかりのドヤ顔で話すさなかちゃんのお母さん。
「それなら連れてってもらえます?OK!」何も問題がなくなったかのようにスッキリした表情で話すのを見て、「あかん、この親はアカン!!」と心の中で呟くまるさんのお母さんでした。
まるさんのお母さんが真剣に話せば話すほど、さなかちゃんのお母さんには何も伝わっていないと思い知らされますね(汗)
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
さなかちゃんのお母さんに、「さなかちゃんが他のお家で迷惑をかけている」という認識を持ってもらうのは、とっても難しそうですね。