前回の話
妻すみれさんの鋭い指摘により、好意があってプレゼントまでしていた同じ会社のふり子さんのことを次々と白状させられる夫良し男さん。後ろめたい気持ちからいつも緊張していて、ピンチの時にはいつもふり子さんの言葉で回避していたことでいつしか良し男さんはふり子さんの意見が正しいと思うようになったことも、良し男さんの性格を完全に把握しているすみれさんに言い当てられ、更に「今回のサプライズ、私の気持ちよりふり子さんの言葉を優先したもんね、悲しかったなー」と優しい笑顔で言われたことでとうとう良し男さんは「間違ってました!」と、ついに迷惑でしかなかったサプライズを謝罪しました。
外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【264】
良し男さんからふり子さんの情報を引き出すすみれさんは、やはりふり子さんがサプライズを考えたのだと納得していました。
「サプライズで喜んでもらえたら、ふり子さんとの時間が作れるって思っちゃってごめん。」もう全て白状するしかないと観念している良し男さんは、消え入りそうな声で告白しました。
ふり子さんはサプライズという名目で義母と伯母と家に残され良し男さんが出掛けてしまった時のことを確認しました。
「じゃあお菓子買いに行って帰って来なかったのも指示されて?」
ところがその部分は良し男さんが良かれと思って自分で考えたことがわかり、笑顔で話を聞きながらも(しばきたい)と思う気持ちを抑えるすみれさんです。
「あっあと俺・・・ふり子さんとは何もないよ」と良し男さんは伝えましたが、「正直に話してくれてるって信じたいけど」とすみれさんは言いました。
「証拠がないからなぁ」笑顔のすみれさんにギクッとなる良し男さんは直立不動でした。
すみれさんがどれだけ探してもふり子さんと会っている証拠が見つからなかったので、そのことも白状させるようですね。
次の話
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
良し男さんはこの場で全てを正直に白状しないと大変なことになるとわかっているようですね。「へぇっ」と気をつけの姿勢で立つ良し男さんに少し笑ってしまいました。