前回の話
夫良し男さんが会社の後輩ふり子と会っている証拠を掴んだ妻すみれさんは、ふり子さんの目的が、不倫せずに家庭を壊して良し男さんを手に入れることだと気づき「良し男の意見も聞くから私の意見も聞いてくれる?と言いました。すみれさんの言葉を受けて、ふり子とこれまであったことをペラペラと喋り出した良し男さん、それを聞いて「ざっと聞いた感じだと・・相手の女性に気があるように感じるね」とすみれさんは笑顔で言い放ちました。
外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【260】
「相手の女性に気があるように感じるね」すみれさんにそう言われ「ほげぇっ!!」と驚く良し男さんは、「いっ、いい今・・拳が見え・・」と動揺、それを見て「良し男?大丈夫?」とすみれさんが声をかけました。
「気がある・・?」呆然として黙り込む良し男さん、その姿を見て「コーヒー淹れようか?」すみれさんは言いました。
キッチンでコーヒーを淹れながら「マカロンにチョコレートかー。どっちも食べ物だね」と呟くすみれさん。
「はい」コーヒーを差し出したすみれさんに「あ・・恐縮です・・自分、後で洗います」と答えた良し男さん、すると「他には?」突然すみれさんが問いかけました。
「他・・?」コーヒーを飲みながらキョトンとする良し男さんに、「うん。何か形に残るもの」とすみれさんがもう一度たずねました。
そして「小物とかプレゼントしたんじゃない?」的確に良し男さんの急所を突くすみれさんの言葉に、思わずコーヒーを吹き出す良し男さんでした。
「相手の女性に気があるみたいだね」とすみれさんに指摘された良し男さん、呆然としていると、コーヒーを淹れながら「どっちも食べ物だね。他には?」とすみれさんにサラリと問いかけられました。キョトンとする良し男さんに「うん。何か形に残るもの」と切り込んだすみれさん、そして「小物とかプレゼントしたんじゃない?」ズバリと核心に迫り、良し男さんは驚いてコーヒーを吹き出してしまいました。
次の話
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
静かに優しく、ジワジワと詰め寄り、サラリと核心を突く!すみれさんの見事な攻撃に釘付けです!