トイレに行ったはずの友達はトイレをスルーしクローゼットの扉を開けた。私の友達に冷たかった母[13]|まるの育児絵日記

前回の話
まるさんが小学2年生のときの同級生さなかちゃんは毎日のようにまるさんの家に遊びに来ていました。まるさんのお母さんと対面した翌日から突然来なくなり他のお友達の家を回っていたさなかちゃんですが、他の家で出禁になったようでまるさんのところへ戻ってきました。しかし、さなかちゃんはまるさんの家に来ても一緒に遊ぶわけではなく、おやつを食べてひたすら漫画を読んでいたのです。あるとき、トイレに立ったさなかちゃんは、トイレの隣のクローゼットの前でドアをじっと見つめて立ち止まりました。

母が私の友達に冷たい[13]



なぜかトイレの隣のクローゼットのドアをじっと見つめるさなかちゃん。

すると、トイレの前を通り過ぎクローゼットの方へ歩いていきます。

ためらいもせずクローゼットのドアを開け、中に入るさなかちゃん。

ハンガーにかかっているまるさんの服を見つけ、

手に取って何か考えているようです。

その頃、トイレに行くと言って席を立ったさなかちゃんがなかなか戻って来ないことを不思議に思っていたまるさん。「さなかちゃん遅いなー」と思っていると、突然「あいたたた!」と大きな声が聞こえてきました。

「まるちゃん、お腹痛くなっちゃった!帰るね!」部屋に戻ってきたさなかちゃんは前かがみでお腹を押さえながらササッと自分のカバンを手に取りました。

「じゃまたね!あ!ここでいいよ!バイバイ!」と一方的に話して嵐のように去って行ったさなかちゃんをまるさんは呆然と見送りました。

さなかちゃんが帰った後、クローゼットには何も服がかかっていないハンガーがひとつありました。さっきまではまるさんの服がかかっていたような気がしますが、どこへいってしまったのでしょうか。
よそのお家に行ったら勝手にあちこちドアを開けたり部屋に入ってはいけないというのがマナーのはず。勝手にクローゼットを開けてまるさんの服を手に取ったさなかちゃんはその後急に腹痛をおこして帰って行きましたが、なぜクローゼットを開けたのでしょうね。

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集コメント]ママ広場編集部
まるさんの服を手に取ったさなかちゃん、何を考えているのでしょうか。

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