前回の話
恭子さんの義理の妹、恵さんは義家族みんなから甘やかされて育ったため大人になった今もワガママで義実家のお姫様として君臨していましたが、恭子さんの娘、美紗ちゃんが誕生すると、孫娘が可愛くてデレデレの義両親もパパの修平さんも美紗ちゃんを優先するようになったため、それまでのように恵さんの好き勝手はできなくなってしまいました。その上、美紗ちゃんにもキツい言い方をする恵さんは初めて怒られてしまったので、おもしろくない恵さんは自分の部屋に行ってしまいました。
義理の妹はわがまま放題[8-1]きらきらお目目
少し目を離した隙に見当たらなくなった美紗ちゃんを探して義実家中を探していた修平さんと恭子さん。「どこに行ったんだろ?」「あっちかな?」あと確認していないのは恵さんの部屋だけです。
そっと恵さんの部屋の様子をうかがってみると、やはり美紗ちゃんは恵さんが閉じこもっている部屋に入っていました。
「なに?私の部屋に入らないでよ」怖い顔で美紗ちゃんに言う恵さんですが、全く動じない美紗ちゃんは、それよりも気になることがあるようです。
「まぐおばちゃん、お目目きらきらかわいいね~。」と恵さんに近寄ってじっと見つめ始めました。「そ、そう?」さすがの恵さんも、純粋な美紗ちゃんをそれ以上突き放すことができないようです。
「うん、お姫様みたい」憧れの眼差しで恵さんを見つめる美紗ちゃん。
恵さんが「きらきら好きなの?」と恵さんが聞くと、嬉しそうに「うん、だいすき。きらきらかわいいもん。めぐおばちゃんもかわいくてだいすき」と美紗ちゃんが答えました。想定外のリアクションに、恵さんは驚いた様子です。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。