お節介だと思いつつも、妻に夫の疑惑を伝える決意をした同僚女性。外面が良い夫の本性は不倫男だった【２３６】｜岡田ももえと申します

2024-08-21

岡田ももえ

前回の話
高収入の良し男さんを狙い、夫婦関係を崩壊させようと企んでいるふり子さん。良し男さんから妻のすみれさんとの夫婦喧嘩を相談されたふり子さんは、巧みな話術で良し男さんが自分は妻からモラハラを受けていると思うように仕向けます。良し男さんを心配するふりをしながら、心の中では「夫婦なんて亀裂ができればすぐ崩壊する」と笑っているのでした。その頃、すみれさんは同僚のマキさんから連絡をもらっていました。

外面がいい夫の本性について～外面の良い夫が不倫してました～【２３６】

「日曜に連絡もらったとき何か悩んでるように見えてさ・・・」「何かあったら相談乗るからね！」マキさんからすみれさんを気遣うメッセージが届きました。

メッセージを送ったものの、迷惑だったかなとマキさんが心配していると、すぐにすみれさんから返信がきました。

「ありがとう。実は今、実家にいて」すみれさんからの返信内容を見て「えっ実家！？まさかふり子が何かした？」と心配になるマキさん。

「ちょっと色々あって。仕事で忙しいのに気にかけてくれてありがとう！」マキさんは、すみれさんが自分に心配をかけないように振舞っているような気がしました。

以前、すみれさんの夫である良し男さんとふり子さんの社内不倫を疑って探りを入れた結果、逆にストーカー疑惑をかけられたり、良し男さんの不倫疑惑をすみれさんに伝えようとして同僚のマリコさんから酷く非難されたマキさんは、迷った挙句「すみれ、ごめんね」そう思いながら電話をかけます。

「すみれ、今ちょっと話せる？」お節介でごめんと思いながら、すみれさんに話をすることを決めました。