前回の話
恭子さんの夫、修平さんの妹である恵さんは、修平さんより８歳年下で義家族のお姫様。義両親と兄２人に可愛がられ甘やかされて、何をしても何を言っても叱られることなく育ったのでワガママ放題です。恭子さんやその娘、美紗ちゃんを地味だと見下したように言っていました。ところが美紗ちゃんがお話できるようになった頃から義実家では「お姫様」が恵さんから美紗ちゃんに取って代わり、義両親も兄も恵さんよりも美紗ちゃんを優先するようになったうえにそれに反発する恵さんを叱るようになると、恵さんはすっかり機嫌を損ねてしまいました。
義理の妹はわがまま放題［７－１］味方がいない義妹
朝食後、手を合わせて「ごちそうさまでした」がしっかり言えた美紗に「美紗ちゃんえらいのねぇ」と目を細める義母。その横でムスッとして席を立とうとする恵さんに、美紗が「めぐおばあちゃん、ごちそうさま言わないの？」と純粋ゆえのストレートな質問をすると「はぁ？」とまたイラ立たれてしまいました。
さらにお昼ご飯のときも、美紗に合わせた甘口カレーを作ってもらい「ばぁばありがとう」と大喜びの美紗の隣で恵さんが「こんな甘いカレー私全然好きじゃないんだけど」と文句を言うと、「レトルトなら辛いカレーあるわよ」と義母にサラリと言われてまた怒り出しました。「はぁ！？なんで私がレトルトなんか食べなきゃいけないのよ！」
すると、義母のみならず義父と夫までもが「恵！わがままもたいがいにしなさい」「もういい加減大人になりな」と言って、もう誰も恵さんを甘やかしてはくれないのです。
絶句する恵さん。怒りと驚きとショックが隠せないようですね。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：まりお
９歳男児６歳女児の2児の母です。
