前回の話
妊娠している彼女のチナツを実家の母に紹介した。妻のカオルとの間にはできなかった子どもがチナツとの間にはできた。待望の跡継ぎができたと母も喜んでいた。
妻に離婚を切り出した俺［１０－１］母は跡継ぎを産んでくれる彼女を受け入れた。
「チナツさんは一人暮らしなの？」母が聞いた。「えぇ。ツカサさんには家庭がありますので・・」チナツが寂しそうに言った。「じゃ、早々にウチに住みなさい。」
「家のことも覚えて貰わないと。」「お義母さま・・一生懸命頑張ります！」驚いた。まさか母がそんなことを言うなんて。チナツは母の言葉に驚きながらもとても嬉しそうにしていた。
「ツカサは時を見てカオルさんと話をなさい。手続きの際は私も行きますから。」カオルと違ってチナツは母さんともうまくやっていけそうなことに安堵した。お腹の中にいる子どものためにもカオルと離婚をして早くチナツを迎え入れなくては。そう決意した。
次のページ
----------------
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
