前回の話
妻のすみれさんをなんとかキレさせたい義伯母のやば美さんは「この女をキレさせる言葉を何か!」と考えていましたが、義父に「すみれさんの話も聞かないと話し合いにならないね」と義父に言われたすみれさんは、冷静にこれまでの経緯を話します。すかさず話の腰を折り「自分の都合の良いようにしか話さないじゃない!何かあれば夫のせい!家事も育児も全部やらせる!」とやば美さんが言いたい放題話すのをすみれさんは黙って聞いていました。
外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【216】
やば美さんがあれやこれやといちゃもんを付けるのを黙って聞いていたすみれさんは「このままだと『言った言わない』の水掛け論になってしまうので」と切り出しました。
そして「近隣住民の方に話を聞く方が早いと思います」と提案したのですが、「だ~か~ら~!何回言ったら分かるのォ?んー?」とやば美さんが話の腰を折りました。
「証拠は!?あたしが噂を流したって証拠はあるんんんでしょうねぇ!?」そう言いながら、「見つけた!見つけたわよォ。キレさせる言葉!」とやば美さんは心の中で呟きました。
「まったく・・証拠もないのに人を疑って・・・『親』の教育のせいねぇ」とやば美さんは全く関係ない両親のことまでけなしはじめました。
それを聞いたすみれさんの頭の中には、いつも電話ですみれさんのことを気遣ってくれる優しい両親の言葉や、電話の声だけですみれさんの様子がいつもとは違う、と心配する思いやりに感謝していることを思い出しました。
そして部屋の中に「いい加減にしろっ!!!」と大きな叫び声が響き渡りました。
義父の提案でやば美さんとテレビ電話で話すことになったものの、やば美さんが暴走してばかりで、まともな話し合いになりませんでした。そんなやば美さんの挑発には乗らず、冷静に対応するすみれさんは「このままだと『言った言わない』の水掛け論になってしまうので、近隣住民の方に話を聞く方が早いと思います」と提案しました。そんな中「見つけた。見つけたわよォ!キレさせる言葉!」と思いついたやば美さんが「まったく、証拠もないのに人を疑って・・『親』の教育のせいねぇ」と呟いた言葉に両親のことを思い出したすみれさんはたまらない気持ちになりました。その後、部屋の中に「いい加減にしろっ!!」と大きな声がしました。
やば美さんのすみれさんをキレさせるという作戦は成功したのかもしれませんが、やば美さんの人間性には疑問を感じずにはいられませんね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
いちいちケチをつけてあることないことをふっかけるやば美さん、すみれさん、挑発に乗らないで!と思いつつ、こんなひどい言葉は許せません。