前回の話
4年前ひなちゃんの初節句で困ったことを思い出したいよさん、「五月飾りこそ私が決めたい・・!」と思っていたのですが、義母に押し切られ、お店に五月飾りを見に行くことになり、「これなら・・」と気に入った兜はバッサリ否定され、「大きいのを買いなさい」と言う義母に「だからそれが嫌なんだってー!!」と心の中で叫んで・・
マンションなのに2mの鯉のぼり[6]「兜いらない。お祝いちょうだい」夫の要求に激怒する義母
「ありがとうございました~」
五月飾りのお店を後にした私たち、
「ふぅ・・良いのが多くて決められなかったわね・・」
「そうですね・・ほほほほー」
「でも急がないと!いよさん、今週末までに選んでおいてー」
と義母に言われ・・
その夜
「・・・ってことが今日あって・・」
「母さんまた暴走してんな・・うちにこんなデカい飾り置く場所ないよね。後で電話しとくよ」
「お願いね・・」
と夫と話したのですが、
翌日のこと、
「いよさん!貫太から電話があったんだけど!あの子、『兜飾りは要らない、その分お祝いに包んでくれ』って言うのよ!?ねぇ!どう思う!?」
義母の声を聞きながら、夫がドストレートに伝えたんだな・・と思っていたところ、
「いのくんのお祝いなのに、なんてこと言うのよね本当・・いよさん説得しておいてね!」
ブチッ!!
そう言って一方的に電話を切った義母・・
ど、どうしよう・・
お義母さんが立派な兜飾りを買いたいのはいのの為だし・・成長を楽しみにしてくれてるんだし・・。
・・ここはもうは腹をくくって・・
「おかーさん?」
立ちすくんで考え込む私をひなが覗き込んできて、
ひな・・大きなひな壇、出すの大変だったなぁ。飾ったお人形見て怖いって泣いてたっけ・・
本当大変だったいろいろ・・今でも泣いちゃうしね・・
とかそんなことを考えていたら・・
やっぱりイヤだ!
家に合うのを飾りたい!!
と強く思って・・
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「マンションなのに2mの鯉のぼり」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本・編集・作画:めめ
めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。