前回の話
第二子の妊娠中、先輩ママから「半年くらいの記憶がない」と２歳差育児の大変さを聞いていたマキノさん。常にてんてこ舞いな生活を想像していましたが、実際はへうくんが産まれてすぐの頃は一息つける時間も思ったよりあり、夜もミルクを飲めば寝てくれるへうくんのおかげで夜間授乳以外は睡眠も取れていました。しかし、泣き続けていつまで経っても寝ないへうくんにイライラすることも。そんなときに助かったのが上の子の存在で・・・。
１２）孤独なワンオペ育児。上の子の存在が気分転換に
ギャン泣きのへうくんにイライラするマキノさん。
すると、
「ママつかれたね、よしよし。へうくんねないね～」
くうちゃんが近づいてきて声をかけてくれました。
「ほんとだよね。早く寝てほしいわー！」
くうちゃんの言葉を聞いて、しかめっ面だったマキノさんの表情が緩みます。
「へうくん、ねなちゃいっ」
へうくんに寝るように注意するくうちゃんに思わず笑顔がこぼれるマキノさん。
ワンオペ育児は時として孤独との戦いにもなるもの。しかし、自分とは別の人間がいることで気が紛れることもありました。
また、ある時は・・・
「おもらしやられた～！！」
オムツから漏れてしまい、服を着替えさせたり、濡れた布団や服を洗濯したり・・・とバタバタなマキノさん。
そんなマキノさんをじっと見ていたくうちゃんは・・・
人形に向かって
「あーまたよごしたの？せんたく～ぐるぐる～！！」
パニック状態のマキノさんをマネして和ませてくれることも。
「ねぇ、くうちゃんそれ誰のマネ？ねぇ、それ」
マキノさんのマネをしているであろうくうちゃんに聞いてみるも・・・
「あー！いそがし！いそがし！」
聞こえているのかいないのか・・・バタバタ動きながら大忙しのくうちゃん。
こんな感じで、くうちゃんがいることで気分転換させてくれる部分もあったのかなと振り返るマキノさん。
とは言え、やっぱりワンオペ二人育児は大変で・・・。
続きます。
マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。
