前回の話
娘のとんでも発言に驚きながらも、ひとつひとつ伝えて行きました。
[10完]うちの娘はちょろかった|子どもへの防犯については何度も丁寧に説明が必要と感じた
いい人に見えただけで、その人が本当に「いい人」なのかは判断はできないよね?もちろん、その中に本当にいい人はいると思う。でもね。世の中には優しい顔をした悪い人がいっぱいいる。それは伝えたよね。
「うん。知ってる。」「この撮影してくれた人は本当にいい人だったかもしれない。悪意がなくてただ本当に趣味だったかもしれない。だけど・・。」
「知らない第3者がこの画像を使って私たちの知らないところで悪用する場合だってあるの。写真の背景で場所が特定されたりするだよ。」
そんな話をしていると、サイトから娘たちの写真が削除されていることに気づきました。お問い合わせをみて対応をしてくれたようです。
掲載されていた時間は短いとはいえ、誰かが保存していた可能性もあるし、あの画像はずっと残るでしょう。今回、防犯についてしっかりと娘に伝えていなかったことをとても反省しまいた。娘も私の話をきいて少し怖くなったようで、今後知らない人が写真を撮ってくれると言っても断ると約束してくれました。
このお話はまだスマホが普及する前、SNSがそこまで普及していない時代のお話です。スマホを通じて外の世界が昔よりも身近になった今、家族でネットリテラシーを高めるようにしなければいけないと感じています。
完
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi