【6】一人っ子と決めていた。自分と同じ子が産まれないように。男の子に生まれなかった私|ママ広場マンガ

前回のお話

結婚し、女の子を出産した奈々さん。妊娠中、赤ちゃんの性別が判明したときお母さんには伝えたものの、お父さんの反応が怖くて直接は伝えられなかったそうです。女の子が生まれた時、ご主人は涙を流して喜び「本当に可愛いなぁ」と言ってくれたそうです。性別は関係ない、ただ元気に育ってくれればそれでいいと思う奈々さんは、生まれた子には自分の性別を気にせず生きて欲しいと願うのでした。

男の子に生まれなかった私[6]兄弟姉妹を作り育てる自信がない






娘はすくすく元気いっぱい育ちました。
テレビの影響からプリンセスが好きになり、かわいいお洋服が大好きでした。

服選びも自分が好きなものを選ぶように。
欲しいものも、自分が欲しいものを選ぶように。

父は私に、「孫が女の子で悲しかった」とは言いませんでした。

ただ母には

「1人しか生まないのか」
「跡継ぎを作らないのか」

そういった言葉は言っていたそうです。

でも私は一人っ子の選択をしました。

もうひとり産んだ時に、その子が私と同じになったらどうしよう。
自分が必死で親の為を持って過ごしてきたその姿を思い浮かべてしまいました。

そう思うと怖くなり、兄弟姉妹を作る自信が私にはありませんでした。
目の前の我が子を頑張って育てること。

それが私の精一杯でした。

続きます。

ママ広場オリジナルマンガ「男の子に生まれなかった私」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [作画]みつけまま

作画:みつけまま
2歳長男・0歳次男(R5.3月誕生)を子育て中のワーママです。

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