アカリさんのことばを聞いて昔から抱いていた劣等感を改めて思い出したユキさん。
何もかも自分の方が上なのに、なぜか人はアカリさんの周りに集まる・・・忌々しく思うその小さな劣等感を抱くことが許せないでいたのです。
大人になって自分の方が勝ち!と思っていたのに・・・
[79]リサイクル店で買ったレジャーシートに【100万円】入ってた話
「もう・・・いい・・・」
「え?」
ユキさんがつぶやきました。本当の事を話してお金を返してくれたら警察沙汰にはしたくなかったアカリさんは少し驚いて聞き返しました。
「もうどうでもいい」ユキさんは繰り返しました。
「あんたの好きにしなよ。どの道会社も潰れて私には何も残らないんだから。」
「ふふっ、いい気分でしょ?アカリ。私のこんな姿が見れて」
自暴自棄ともとれるユキさんの発言。
その時
パンッという音とともに、左頬に痛みを感じましたが、何が起こったのか一瞬わからなかったユキさんですが
それはアカリさんがユキさんの頬をひっぱたいた音でした。
続きます
くまお
4歳と2歳の女の子二人の子供を育てているパパ
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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どうでもいいなんてことは無いですよユキさん!!アカリさんの・・・愛のムチ?
[ママ広場編集部]