母が大好きなアパレルの仕事をやめたのは僕のせい?


母が結婚前にアパレル関係の仕事をしていたことはおばあちゃんから聞いていました。でも、まさか知佳さんがパーティで着る服のスタイリングを母に任せるなんて・・おばあちゃんは何を考えているんだろう。目立つのが苦手な知佳さんは断ろうとしていましたが、おばあちゃんとユカさんの希望で母が知佳さんをプロデュースすることが決まってしまいました。
「知佳さん、大丈夫なのかな」家に帰って改めて考えましたが、やはり心配です。「人前に出るのが苦手なうえに、母さんと相性悪いのに」と不安な気持ちを呟くと、「まぁ、知佳だっていつまでも社会性ゼロってわけにはいかないだろ。いい大人なんだし」と父も心配な気持ちはあるものの知佳さんを応援したいようです。

「でも、母さんのコーディネート、ド派手になりそうで・・心配」たしかに母はオシャレだと思いますが、派手なファッションが多く、知佳さんには合わないような気がします。すると、「大丈夫だよ。麻里はファッションに関してはプロなんだ。アパレルで働いてた時もかなり売り上げ良くて・・バイヤー業務も任されるぐらいだったんだぞ」とどこか誇らしげに母の話しをする父。おばあちゃんからも母の昔の話しはちょっと聞いていましたが、そんなにすごかったなんて全然知りませんでした。

続けて父は「それを大事にできなかったのが父さんだからな。自分の仕事に夢中になって、麻里のことも、ユウトのことも蔑ろにしてた」と後悔の念を口にしました。結婚して僕が生まれて大好きな仕事をやめた母。本当はずっと仕事を続けたかったに違いありません。「僕のせいで母さんは仕事をやめたのかな」そう呟くと、

父は「それは違う。父さんが麻里に全てを任せて、それが彼女の負担になってることすら気付いてなかったからだよ」と僕の責任を否定し、自分の責任だときっぱり。「知佳と一緒で、父さんも夢中になると一つしか見えなくて・・」と苦笑いする父を見て、おばあちゃんが言っていたことを思い出しました。「おばあちゃんが、上2人は仕事以外に盲目すぎる、子育て間違えたかしらって言ってたよ」と伝えると、

「そういう意味では、康太が一番バランスいいかもな。末っ子だからか?」と首を傾げた父は、「とにかく、麻里にはもう一度元気になってもらいたいんだ」と真剣な顔で言いました。「そうだね。僕も、昔みたいに明るく笑う母さんに戻ってほしい」いつも笑顔で楽しそうにしていた母のことを思い返しながら、僕は強くそう思いました。
ユウトさんと麻里さんと宗太さん家族は、本当はお互いに思いやっていたのにどこかですれ違ってしまったのかもしれませんね。知佳さんのプロデュースは麻里さんの腕の見せ所。これをきっかけに麻里さんが笑顔を取り戻せるといいですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
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麻里さんのコーディネートで普段と全然違う見た目(美人)になって、逆に身バレの心配が無くなるとか。
でも納得いかない知佳さんが、以前の麻里さんモデルのキャラを漫画に出してしまうとか。
とんでもない服にならないように祈る
麻里と元夫は復縁するのかな?