そろそろ在宅勤務も終わり。在宅ワーク×2児の自宅保育を振り返る。

今週から娘の小学校は授業が再開しました。(しばらくは午前中のみですが)
息子の保育園も6月から登園自粛要請が解除されることになりました。

コロナの影響で私が在宅勤務になったのが4月中旬。
小学校での通常授業が始まったら私も元の生活(会社へ出社する)に戻り、息子も今まで通り保育園へ行かせる予定です。

長かったようであっという間に過ぎた『在宅ワーク×小学生&園児の自宅保育』の1ヶ月半を振り返ってみようと思います。

ほぼ事前準備もなく「え?あさってから在宅勤務!?」という感じで始まった私の在宅勤務。最初は不安だらけでした。



在宅ワーク初日。
この日から、学童へ通っていた小4娘と保育園に通っていた年長息子も毎日自宅で過ごすことになりました。
子ども達も今まで通りの時間に起こし、私の始業に合わせてワークをやり、その後はゲームをしたりテレビを見たり。
多少のきょうだい喧嘩はありましたが、初日は物珍しさもあっておりこうにしていました。
初日の感想は「ちゃんと仕事ができるか心配してたけど、意外と大丈夫そう!」でした。

しかし、そう思ったのは初日だけ。
現実はそんなに甘くはなく…翌日からは、前日が嘘のように子ども達に手を焼きました。
この頃はまだ小学校からの課題も出されておらず、今後の見通しなどの情報もほとんどない状態で、前年度に習わなかったところはどうなるんだろう…とか、4年生で習うところも少しはやらせたほうがいいのかな…、家で全部教えないといけないのかな…などと娘の学習面の不安が大きかったです。
自習するよう言っても全くやってくれない娘に「早くやりなさい!」「いつになったらやるの?」「○時からやるって言ってたでしょ!?」と仕事をしながらほぼ怒りっぱなしの状態で心身ともにめちゃくちゃ疲れる毎日。
在宅ワーク、ストレスが半端ない…と早くも挫折しそうに。

「在宅ワークしながらの育児、難しい…」と思いながらも2週間ほどが過ぎると、段々ペースが掴めてきました。
小学校からの課題が配布されたり、今後の見通しも何となく分かってきて、少しだけ心に余裕が出始めました。
娘には、漠然とした不安から「ちゃんと学校と同じくらいの時間勉強させなきゃ…」と焦る気持ちと、でも現実は全然やってくれず1日にトータルで1時間やるかやらないか…というギャップにイライラしていましたが、途中からは「学校と同じようになんてやれるわけない。やれる分だけやればいいや」と思うようにしたら気持ちも楽に。(それで良いのかは別ですが…)
ただ、やはり親子3人でずっと家にいるので、きょうだい喧嘩や親子喧嘩は増えました…。

気持ちに余裕が生まれてくると、在宅ワークの良さをより感じられるように。
通勤がない分、朝は始業ギリギリまで家事ができ、終業後もすぐに家のことができるため、今まで手が回らなかったところもできるように。(メイクも手を抜けるので時短できますし!)
もちろん子どもと過ごす時間も、今までは帰宅後~寝るまでの4時間くらいに「早く!早く!」とバタバタとやっていたことが、6時間くらいでやれば良くなり、時間だけでなく気持ちの面でもゆったりと過ごせます。
親子でちょっと散歩に行くとか、夕食の前に少し一緒に遊ぶ時間があるとか、小さなことだけど今までできなかったすごく嬉しい時間。




大変だったことは、毎日3食の食事を準備すること。(料理苦手なので…)
お昼ごはんは仕事の合間(お昼休憩)に作るので、どうしてもパパっとできる麺類、チャーハンやピラフ、丼ものなど同じようなメニューになってしまい、味付けは変えていますが「またこれ~?」や「今日はラーメンじゃなくてパスタが良かったのに!」など子ども達からの文句が多かったです…。昼食が終わって仕事をして、仕事が終わってちょっと子どもと遊んだらまた夕食の準備…という感じで、毎日3食作るのがこんなに大変だと思いませんでした。

あとは、何といっても仕事中の子ども2人の相手!
どちらかに合わせると、どちらかが怒る…という状態に。2人ともが納得する状態にするのが難しかったです。
何でもかんでもきょうだいで平等じゃないと気が済まない小4娘は、年長の弟に宿題がないことに「弟くんだけズルい!不公平!弟くんがやらないなら私もやりたくない!」と毎日のように言うので、娘を納得させるために仕方なく息子にもワークを毎日やらせていました。
しかし、まだひらがなも完ぺきではない息子はワークも1人ではできず、私が一緒に問題を読み、説明をしながらになります。(仕事に集中できない~)息子の集中力もまだ短いため30分くらいやると「もうおしまいにする!」となり、私もずっと相手ができないので「いいよ」と言うのですが、そうすると娘が「早すぎる!弟くんだけずるい!」となりやる気をなくす…。ワークが終わった息子も、姉の宿題が終わるまではテレビやゲームをやれないので(娘が集中できないため)「早く見たいー!ボクお勉強終わったのに!なんでダメなの!?」と怒る…というのがほぼ毎日。
2人ともをうまく納得させる術が見つからないまま、娘の休校期間は終わりました。(どうすればうまくいったんだろう…)

子どものことを除けば、在宅ワークになって仕事面で困ることはほとんどありませんでした。
1つ挙げるとすれば・・・
WEB会議のときに、子ども達が面白がって映り込んだり騒いだりしたことでしょうか…。

もし今後、今のこのコロナの状況が落ち着いて子ども達が小学校や保育園に不安なく毎日通うようになったら・・・
その状況での在宅ワークはかなり魅力的です。
日中は1人なので仕事にちゃんと集中できるし、家事をする時間もちゃんと取れて、子ども達と過ごす時間もちゃんとある。
毎日とは言いませんが、週2~3日でも在宅ワークができたら理想的な働き方だな~。

ちなみに。
会社に行っているときは、ほぼ毎日お菓子を摘まみながら仕事をして、コーヒーも好きなときに飲んでいました。
それが、在宅ワークになった途端なくなりました。
在宅ワークに慣れていないからなのか、なんとなく仕事中にお菓子を食べてコーヒーを飲んで…ということに罪悪感というかサボっているような感覚になってしまい食べる気になりませんでした。場所が違うだけなのに不思議…。

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