
夜泣きがあまりに酷いとき、病気の可能性は?
基本的に夜泣きは病気ではありません。ただし、次のような症状がある場合は、医師の診察をおすすめします。
○発熱・咳・鼻水・下痢などの体調不良を伴っている
○一晩中ずっと激しく泣き続ける(3時間以上)
○泣くたびにのけぞるような姿勢になる(てんかんの可能性)
○いびきや呼吸停止のような様子がある(睡眠時無呼吸の可能性)
また、乳児期には「腸重積症」などの緊急対応が必要な病気でも、泣き止まないという症状が出ることがあります。不安な場合は、夜間でも迷わず、まずは#8000(子ども医療電話相談事業)に連絡してください。
最後に:大切なのは「夜泣きはいつか終わる」ということ
夜泣きに正解の対応はありません。子どもによって、合う方法・落ち着くパターンは本当にさまざまです。
ただし、夜泣きは永遠に続くものではありません。さまざまな対処法を取り入れつつ、ご家族にとって無理のないように赤ちゃんの成長をあたたかく見守ってください。
「どうしても改善しない」「家族が疲弊している」場合や、ご不安な場合は小児科医や助産師に相談しましょう。悩んでいるのは決してあなただけではありません。子育ての中で「わからない」「苦しい」と感じる瞬間こそ、誰かと気持ちを分かち合うことが大切です。
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