[20]嫁に泣かされた話|都合よく利用するのが親孝行?両親に叱られても反省ナシで言い訳ばかりの嫁

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前回のお話

嫁アミさんの強い希望もあり、押し切られる形で息子ショウさん、嫁アミさん、3歳の孫コウくんと半年間のお試し同居をすることになったヨシコさん。息子家族とは適度な距離を保ちたいと考えていたヨシコさんは、自分たちのことは自分たちでして欲しい、と同居のルールを決めますが、同居が始まってみるとほとんどの家事を押しつけられコウくんのお世話も頻繁に頼まれ、ヨシコさんは息子夫婦に振り回されっぱなし。ストレスが募ったヨシコさんは同居解消を申し出ますが、「家が見つかるまで」とショウさんに引き伸ばされ、その後も相変わらずアミさんは何かと理由をつけて家事をやらなかったり、突然コウくんをヨシコさんに預けることが続きました。ヨシコさんが改めて同居解消を訴えると、アミさんは自分が大変になるから別居したくないと身勝手な主張。さすがのヨシコさんも怒り心頭で「もう私を頼りにしないで!」と言って、コウくんのお世話を頼むアミさんを無視して外出しました。しばらくして帰宅したヨシコさんがショウさんに「出て行ってほしい。家を探すって言って探してないでしょ?」と詰め寄ると、案の定ショウさんは家を探しておらず、自分は息子夫婦に利用されているだけだと痛感し涙が溢れるヨシコさん。こんな状況でも「泣くほどのこと?」「これからはちゃんとするんで~」とショウさんとアミさんはヨシコさんの訴えを軽くあしらうのでした。そのとき、誰かが家を訪ねてきました。玄関を開けたアミさんは、そこにいた人物を見て驚きます。

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嫁の両親登場。謝罪する両親を見ても本人は反省ゼロ

私を都合よく利用したいだけの息子夫婦に同居解消を訴えていると、インターホンが鳴りました。玄関を開けたアミちゃんは「げっ!」とビックリ。訪ねてきたのはアミちゃんのご両親だったのです。

「パパとママ!どうしてここに?」と驚くアミちゃんに、ご両親は「どうして?じゃないわよ。ショウくんのお母さんから電話を頂いたのよ」「お前は何を考えているんだ!」とまくし立てます。

状況を察したアミちゃんは「お義母さん、チクったんですか!?信じられな~い!」と私を責めましたが、同居に至った経緯やこれまでのことを私から聞いていたアミちゃんのご両親は「タイパとコスパを考えてですって?あなた何を考えているの?」「ショウくんのお母さんを良いように使うんじゃない!」とアミちゃんを叱りました。しかし、アミちゃんは反省するどころか「え~」と不服そう。

「本当にすみませんでした」とお父さんから頭を下げられ「いえ・・こちらこそすみませんでした」と返した私は「あの、今日・・」と切り出すと、お父さんが「はい、もちろんです」と力強く言いました。

お父さんは厳しい表情で「アミ、ショウ君。コウを連れて家に来なさい」と有無を言わさぬ口調で言いました。突然のことにショウは「えっ・・」と困惑し、アミちゃんは「やだよ~。お義母さんのところにいたい」と反発。

アミちゃんの様子を見たお母さんは「あんたこんな子だった?自分のことばっかり」と呆れ、「そんなふうに育てたつもりはない!」と叱るお父さん。ご両親にたっぷり叱られてもアミちゃんはまだ「親孝行のつもりだって~」と言い訳をしていました。

ヨシコさんの家にやってきたのは、ヨシコさんから連絡を受けてやってきたアミさんのご両親でした。ヨシコさんから同居中のアミさん達の様子を聞いたご両親は、アミさん達を自分たちの家に連れていくために来たのでした。ご両親から叱られてもアミさんは反省ゼロで言い訳ばかりしていました。
ヨシコさんが電話をかけていた相手はアミさんのご両親だったのですね。娘がこんな非常識なことをしていたと知ったご両親はさぞ驚き恥ずかしかったでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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