[18]嫁に泣かされた話|私を頼らないで!義母がいないと成り立たない予定を組む嫁についにブチギレ

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前回のお話

嫁のアミさんから同居を強く希望され、押し切られる形で息子ショウさん、嫁アミさん、3歳の孫コウくんとの半年間のお試し同居を決めたヨシコさん。息子家族とは適度な距離を保って自分の時間も大切にしたいと考えるヨシコさんですが、アミさんの口ぶりからは家事育児をやってもらう気満々なことが見え隠れしていて不安を感じながら同居生活がスタート。自分たちのことは自分たちで、とルールを決めたものの、同居が始まると案の定息子夫婦は家事育児をほとんどヨシコさんに頼り、ヨシコさんは息子夫婦に振り回されっぱなし。モヤモヤが募ったヨシコさんは我慢できなくなり同居解消を申し出ますが、ショウさんは重く受け止めず「家を探すからそれまで待って」とその場しのぎの返事。その後もアミさんは相変わらず家事育児をヨシコさんに頻繁に頼みました。これ以上はコウくんをみられないとヨシコさんが伝えると、アミさんは「こっちもタイパとコスパを考えてお義母さんにお願いしてるんです」と言い出し、ヨシコさんにコウくんを預けるメリットを列挙して「いいことだらけじゃないですかぁ~」と言いますが、どれもこれも自分にとってのメリットばかりでヨシコさんの負担は全く考慮されていません。あまりにも身勝手なアミさんに「私を利用するなら同居を解消してほしい」とヨシコさんははっきり伝えます。

1話目から読む

同居解消を渋る嫁の言い分は「私が大変になる」

私の都合や負担は一切考えず、あまりに頻繁にコウくんのお世話を簡単に頼んでくるアミちゃん。モヤモヤが募った私は「私を利用するなら同居を解消してほしい」ともう一度伝えました。

アミちゃんは「え~。それは嫌です!!」と即答。「どうして?」と聞くと、アミちゃんが同居を解消したくない理由を話し始めました。「だって、ご飯も作ってもらえて、コウのお世話もお願いできて」

「掃除もそこまでしなくてよくて、どう考えても、別居した方が私、大変じゃないですか~?」と同居でいかに自分が楽をできているか堂々と話すアミちゃん。さらに「それに、私、起業するつもりなんですよぉ~。だから今よりも忙しくなって~」と嬉しそうにペラペラ。自分がやりたいことをやるために家事育児は私にやってもらいたいとあっけらかんと話すアミちゃんに沸々と怒りが湧いてきました。

もう我慢の限界です。「もう、いい加減にしなさい!!あなたは何を考えているの!!」ついに私は切れました。「とりあえず、今日はコウくんのこと見ないから。私出かけます」と言って立ち去ろうとすると、「え?私これから予定が・・」とアミちゃんが慌てて言いました。

これだけ言ってもまだ自分優先なアミちゃんの身勝手さに私の怒りは頂点に。「私がいないと成り立たない予定なんだったら最初から予定に入れないで!!もう私を頼りにしないで!!」私はそう言い捨てると、玄関を出てバタンッと勢いよくドアを閉めました。

同居なんて最初から断れば良かった。結婚したら奥さんの意見を優先してってショウに言ったけど、こんな風になるならあんなこと言わなければ良かった。家を出た私は、そんなことを考えながらある人に電話をかけました。

改めて同居を解消したいと申し出たヨシコさんに、アミさんは「それは嫌です!」ときっぱり。理由を聞かれたアミさんは悪びれもせず「別居したら自分が大変になる」と自分のことしか考えていない発言をするので、さすがのヨシコさんも我慢の限界。「いい加減にしなさい!何を考えているの!」とアミさんを叱り飛ばし、「今日はコウくんのこと見ないから」と言って出て行こうとしました。すると、この期に及んでアミさんが「私これから予定が・・」とコウくんを預けようとするので、ついに「もう私を頼りにしないで!!」とブチ切れてヨシコさんは家を出て行きました。
大変な家事育児はヨシコさんに丸投げし、自分はやりたいことだけをやる生活。アミさんにとっては同居は理想的な形なのでしょうが、一方的に頼られるだけのヨシコさんは大迷惑ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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