夜驚症(やきょうしょう)って知ってますか?突然起きて怯える子供。治まったと思っていたら…今度は幻聴も!?

3ヶ月ほど前に書いた5歳息子の突然のパニック症状についてのこの記事。
ぐっすり寝ていたと思ったら突然目を覚まし、何かに怯えたように「やだ、やだ」と泣きながら走り回る息子を初めて見たときは、本当に驚き心配しました。

しかし、この記事を書いた翌月くらいには夜驚症と思われる症状はパタリと治まり、ここ2ヶ月は全くありませんでした。
「そういえば最近あの症状ないな~。成長とともになくなるみたいだし、もう終わったのかな?」
そう思っていた先日の夜。
突然また夜驚症と思われる症状が…。




「やーだ、やーだ!」「怖いー怖いー」と言いながら落ち着きなく部屋を走り回る様子は以前と同じ。
この症状のときの息子は、頭は汗をかいていますが、手足の先はとても冷たくなっています。

でも、今回は今までになかった様子も…。
「やーめーて、やーめーて」という言葉と、少し落ち着いた息子を抱きしめているときに耳を自分の指でギューッと塞ぎ「怖い、怖い」と小さな声で言いながら怯える息子。
夜驚症の症状は見慣れていましたが、初めて見る息子の様子に少し不安に…。

何!?何か聞こえてるの?私まで怖いんだけど…!

そう思いながら怯える息子を抱きしめ続けました。
しばらくすると普通に寝息をたて始めたので、ほっとしてベッドへ連れて行きました。
すると、布団の冷たさでなのか目を覚ました息子。
先ほどまでの怯えた様子は全くなく、何事もなかったかのように「ほらねママ、いいことあったでしょう?」と一言。

いつも寝るときは私も子ども達と一緒にベッドに行くのですが、この日は私が夜バタバタしていて、娘と息子2人だけで先にベッドに行ってもらっていました。
甘えん坊の息子は途中で戻ってきて「ママ、まだ?早く来て。ベッドに行ったらいいことあるよ^^」と言っていました。(布団をキレイに整えてくれていました)

「さっき何か怖い夢とか見たの?何が怖かった?」と聞いてみました。
息子はやっぱり何も覚えていないらしく「え~わかんない」と言ってすぐに眠りにつきました。




ついさっきあんなに怖がってたのに、何にも覚えてないなんて…やっぱりあれも夜驚症だったのかな。

通常は深い眠りのノンレム睡眠から浅い眠りのレム睡眠になって目覚めるのが、夜驚症ではノンレム睡眠のときに何らかの要因によって脳の一部だけが覚醒してしまい中途半端に目を覚ましてしまうそう。

その要因として挙げられるのが
・日中のストレス
・不安
・恐怖(怖いテレビや本を見たなど)
・緊張(発表会など)
・刺激(旅行や遊園地に行ったなど)
・疲れや発熱

そういえば、この日は保育園で遊んでいるときに鬼ごっこか何かをしていて園庭の木に勢いよくぶつかっておでこと腕を強打したと先生が言っていました。(お迎えに行ったときもおでこを保冷剤で冷やしていました)
普段は転んだりしても泣かない息子が珍しく大きな声でうわーんと泣いていたそうで、びっくりしたのとかなり痛かったんだと思います。

それとも、今日は私と一緒に寝られなかったから不安になっちゃったのかな…。

初めてこの夜驚症と思われる症状を目の当たりにした時は本当に驚いて「どうしちゃったんだろう…」と不安になりましたが、夜驚症だろうなと分かっている今では落ち着いて見守っていられるし、要因も何となく予想が付くようになりました。
しばらくなかったからもうなくなったと思っていた夜驚症と思われる症状、これからもしばらくこんな感じで出たり出なかったりが続いていくのかな。
慌てず気長に見守りたいと思います。

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