前回の話
ワンオペ2人育児に限界を感じて悩み落ち込む友達ナオからの助けを求めるメッセージを受け集まったサツキとよっちゃん。部屋の片づけや子どもたちのお世話を手伝いながらナオの話を聞いて、母親だからと頑張る気持ちや周りに頼ると迷惑かもと思う気持ちに共感しつつも、大事な友達なのだから頼ってほしいと伝えました。
限界だったワンオペ育児[6ー1]母親に助けを求めた友人
弱音を吐いたっていい、頼ってほしいと伝えると、ナオは「ありがとう。そうだよね、子どもたちの為にもまず自分を守らなきゃ。今度お母さんに手伝いに来てもらえるか連絡してみる」と言いました。でもそれを聞いた私たちは、ナオの性格をよく知っています。「連絡しなよ!今すぐっ」とすかさず言いました。
私たちに背中を押されたナオが実家に連絡すると、お母さんが次の日から来てくれることになりました。
私とよっちゃんは、その日はそのまま泊まることにして、子どもたちが寝付いた後は久しぶりの女子会です。3人で昔のようにたくさんしゃべって、たくさん笑い、そしてたくさん泣きました。
笑い泣きするナオは、少しだけいつものナオに戻った気がしました。
翌日。ナオのお母さんが到着するまでの間、私とよっちゃんは「今のうちに手伝わせてよ!」と、やっぱり遠慮するナオの言葉を遮り、できる限りの家事や育児を手伝いました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集・作画:マキノ