「俺のこと信用できないなら別れてもいい」いつも別れがつきまとう

2人で予約していたお店に行く途中、タカシにアツヤさんから電話がかかってくると、約束を反故にして友達との集まりに行ってしまった上に、「寝ちゃったから迎えに来てもらえますかぁ?」と深夜にかかってきた電話は女の子から。私とのデートを途中でやめて会っていたのは女の子だったの?とタカシに対する疑念がわいてきました。
そして次の日の朝。
「あ~。頭痛い。水持ってきて」体調悪そうにそう言うタカシに、「はい。大丈夫?」と水を差し出しながら、「あのさ、昨日ってさ、私とのデートより女の子と遊ぶ方が優先だったの?」と疑問に思っていたことをぶつけると、

「あぁ!?あのさ、なに?それ?」と支離滅裂なタカシに「私のこと、大切って言ってくれたのって嘘?」と詰め寄ると、「あのさ、だったら迎え頼まないよね?」とタカシに言い返されてしまいました。

「でも、私、不安で」と打ち明けると、「あのさ、大切だって話してるし、ここに帰って来てるよね?そんなに俺のこと信用できないなら別れてもいいんだけど?」とまた別れを切り出され、

「そっ。そういうわけじゃなくて。でも不安ってことは知ってほしいの」と言うと、突然腕を掴まれ「だったら結婚する?」とタカシに言われ、「えっ」と驚きながら自分の頬が熱くなるのを感じました。

「それで安心するんでしょ?はぁ・・」とため息をつくタカシに、「・・うん」とまだ熱い頬に手を当てながら呟くと、「俺、頭痛いから寝るわ」と言い、タカシはさっさとベッドに横になるのでした。
親友のアツヤさんとの約束だと思っていたのに、「迎えに来てもらえますかぁ?」と電話をかけて来たのは知らない女の子。不安でたまらなくなったスズカさんが、頭が痛いと起き上がるタカシさんにたずねると、やっぱり面倒くさそうに答えるタカシさん、こんなに冷たく振る舞っておきながら、突然腕を掴んで「結婚する?」だなんて、スズカさんの気持ちはジェットコースターのように振り回されてしまいますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。
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今なら引き返せるけど、このコは『結婚』の一言に舞い上がって地獄への道を突き進むんだろうな…。
この人はバカなのかしら?