[4]超ウザクズ男|一緒に行こうと予約したお店より友達を優先する彼に見放されたらひとりになると我慢するのみ

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前回のお話

スズカさんの夫のタカシさんは、気に入らないことがあるとすぐに「離婚」と口にします。この日も、出産直後のスズカさんを置いて、3日連続で飲み会に出かけようとするタカシさん。スズカさんが不満をぶつけると「俺のやり方が気に入らないなら離婚」とピシャリ。しかし思い返せば、付き合っていた頃からタカシさんはこんな調子でした。まだ2人が恋人同士だった頃、大学時代からの友達と男女混合で泊まりの旅行に行くと言い出し、不安になったスズカさんが「ちょっと嫌だなって思う」と口にすると、面倒くさそうにため息をつき「束縛とかしんどい、だったら別れよ?」と突き放します。納得がいかないスズカさんは、その後必死にメッセージを送りましたが、友達との旅行を楽しんでいるのか、既読にすらならないまま。少ししてやっと返信が届き、スズカさんはホッとしたのも束の間、「俺の交友関係には口出ししないのが付き合う条件」と突き付けられるも「スズカは彼女だから」と言われ安心して受け入れました。そして別の日、外食に出かけた2人がお店に向かっている途中で、タカシさんに電話が。相手はどうやら仲良しのアツヤさんで、食事の予約をしているにもかかわらず、タカシさんは「今から行くわ」と即答、スズカさんはポカンと口を開けてしまいました。

1話目から読む

予約して楽しみにしていたパンケーキもひとりだと味気ない

友達と旅行に出かけてしまい、何度メッセージを送っても既読にならないタカシ。「束縛とかしんどい。だったら別れよ」とすぐに言われるので、これ以上連絡していいものかと不安だったのですが、少ししてやっと「今から行く」と返信があり、ホッとしました。その後、「スズカの大切さもわかった」とお土産を差し出しながら、「俺の交友関係には口出ししないで欲しい」と言われ、「頻繁なのは不安になるよ」と言ったものの、「スズカは俺の彼女だから」と言われ受け入れることに。そしてまた別の日に、2人で外食に行こうとお店を予約して向かっていると突然電話が。「アツヤ?わかった今から行くわ」と即答するタカシを見て、開いた口が塞がりませんでした。

ハッと我に返り、「待って!予約したんだよ!」と私が言うと、「ははっ、俺友達大切にしたいから、それはまた今度」と笑いながら言うタカシ。「でもっ」と私が否定すると、

「は?そんなワガママ言うなら、俺は別れてもいいんだけど?」と怖い顔でいつものセリフ。「俺の交友関係に口出さないでって言ったよね?」ふたたびタカシにそう言われ、「・・ごめん」としか言えませんでした。

すると、「分かればいいんだよ。夜は帰るから」笑顔になったタカシにそう言われ、「うん・・」とうなだれながら返事をしたのでした。

そして予約したお店に一人で到着。
「すみません。2人で予約してたんですけど、1人来れなくなって・・ひとりでも大丈夫ですか?」恐る恐るそうたずねると、「もちろん大丈夫ですよ。どうぞ」と言ってくれ、「ありがとうございます。本当にすみません」と席に案内してもらいながら申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

1人で席につき、パンケーキを頼んだ後、周りを見渡すとカップルや友達同士で楽しそうな人ばかり。たった1人でパンケーキを食べる自分自身がとても情けなく、いたたまれない気持ちになりました。

タカシさんと一緒に行こうと予約したお店に2人で向かっていると、タカシさんに電話が。相手は親友のアツヤさんで、タカシさんは「わかった。今から行く」と即答するのを聞いて、スズカさんが詰め寄るも、タカシさんは怒り出し、またしても「俺は別れてもいいんだけど?」と怖い顔で言い、諦めざるを得なかったスズカさん、たった1人で予約したお店でパンケーキを食べるなんて、そんな悲しこと絶対にあってはいけませよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

最新のコメント
  • かりんこ より

    まったく共感できない。
    「一人ぼっちになる」って言ってるけど、
    レストランで一人じゃん!
    何がしたいかよくわからない。

  • まほ より

    ごめん、この彼女もあまりに自己肯定感低すぎて共感できないかも、、、
    この世に男はこいつだけなんか?

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