昨今は運動会や生活発表会などの学校行事が延期になったり、中止になったり、形を変えて開催したりとだんだん変化してきていますね。
私には、運動会の時期になるといつも思いだすことがあります。
あれは、娘が年長、保育園最後の運動会のことです。
運動会の前日。
「運動会、頑張ったらお金ちょうだいね!」
娘が、にこにこ話してきます。
「え??なぜお金??必要ないでしょ?」
「いるもん!園長先生もくださいって言ってるもん。」
「えっ。園長先生がお金をくださいって?なに??どういうこと???」
私、何かし忘れてる??
もう夜だし、明日なのに??
ちょっと焦ります。。
すると、娘が、
「だって、あたたかいごせんえんをくださいって言うでしょ!!!」
・・・??
・・・!!
「ごせんえんじゃないよ、温かいご声援だよ」(笑いを堪えるのに必死)
娘は??の顔をして
「だから、ごせんえんでしょ??」
応援することをご声援って言うんだよ。お金じゃないよ。そう話すも
娘は納得が行かない様子。
文字で書いて
「ごせんえん じゃなくて、ごせいえん。」
言葉が違うことにようやく気付き、
「違っていたんだ・・・お金もらえると思ってわくわくしてたのに・・・(くすん。)」
としょげていました。
100円玉を握りしめると温かくなるのを知っている娘。
お父さんやお母さんが5千円を握って応援すると温かい5千円ができあがると思っていた娘。
「ごせいえんください。」
その言葉を聞いて、園長先生がパパやママにお願いしていると勘違いしていたんだなと。
運動会を頑張ったらお金が貰えると心ウキウキして開会式の練習をしていたんだな。
と想像し、我慢していたのに、大爆笑してしまいました。
(ちなみに、その時はまだ5千円の価値はイマイチ理解はしていませんでした。)
なかなか、その発想はありませんでした。
あーかわいいかったな~。
そんな日を懐かしく思いました。
エイターママ
小5娘の母。元塾講師。