
3)音楽や映像でリラックス
音楽や自然の景色を映した動画などは、五感を心地よく刺激してくれます。思考がつわりの不快感に集中しすぎないよう、音の力を借りて「今この瞬間」に気持ちを戻すのも、ひとつのセルフケアです。
4)軽いストレッチやヨガ
私自身、つわり中でも「首回し」「肩回し」「猫のポーズ」などの軽いストレッチを行うことで、気分がスッキリした実感がありました。マタニティヨガは無理のない姿勢と呼吸を重視しており、妊婦の身体にやさしい動きが特徴です。ただし、無理は禁物。少しでも体調に不安があれば、すぐに中止してください。
5)「何もしない」ことを選ぶ勇気
気分転換というと「何かしないと」と思いがちですが、「今日は横になる」「ひたすら寝る」も立派な方法です。妊娠中はホルモンバランスの影響で、体がエネルギーを温存しようとしている時期でもあります。
つわりのピークは妊娠8~11週ごろが多く、16週ごろにはおさまってくるといわれています※3。とはいえ個人差があり、毎日波があるのがつわりです。昨日よかった方法が今日は効かない、というのもよくあること。だからこそ、「今日はこれだけやってみようかな」と、気楽に取り組んでみてください。
つらいときは我慢せず、家族やパートナー、かかりつけ医などにも相談しましょう。一人で抱え込まず、できる範囲で心と体をいたわってくださいね。
【参考文献】
※1 Khalaf et al. (2019). Psycho-Education Based on Relaxation Methods Reduces Nausea/Vomiting in Pregnancy. PMC6911148.
※2 公益社団法人 日本アロマ環境協会. よくある質問「妊娠中のアロマテラピーについて」https://www.aromakankyo.or.jp/faq/aroma/
※3波南波クリニック「妊娠初期のつわりと気分転換法」https://naminamicl.jp/column/pregnancy/morningsickness/early-morningsickness_howto/
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