自分の都合ばかり主張する保護者に唖然

泣きながら走って家に帰ろうとする1年生の女の子を追いかけてきた班長の娘も半泣き状態。状況を理解した旗振り当番さんが「わかった!あなたは学校に行って。遅刻するよ」と言ってくれ、娘は女の子を旗振り当番さんに任せて学校へ急ぎました。

途中、先に学校へ行った同じ班の子たちから事情を聞いて女の子を迎えに行こうとしている先生とすれ違った娘。先生は焦った表情で懸命に走る娘を見て「ありがとね。担任の先生には伝えてあるから学校に行って。急がなくていいよ!」と言ってくれ、娘はようやく安心することができたのでした。

その晩。「もう班長やめたい・・」と沈んだ表情で娘が言うので「先生に電話しようか?」と提案してみましたが、娘が「ママ・・明日、朝来てくれない?」と言うので「わかった。一緒に行こう。大丈夫だよ」と伝えました。

次の日。また女の子はお母さんに連れられて泣きながら集合場所にやってきました。お母さんが「昨日学校から連絡がきて付き添うように言われたんですけど?」と言うので、私も「そうですね。1年生は不安な気持ちもあるから、付き添いがあった方がいいかもしれませんね」と先生の言葉に同意したのですが・・。

お母さんは「うちの子だって一生懸命登校しているんですよ!?一緒に連れていってくれないと困るんですけど?」と激しく怒りだしました。まさかの態度に私はガビーンと衝撃を受けました。
班長さんといってもまだ小学6年生。突発的に起こるイレギュラーに臨機応変に対応するのは難しいですし、ここまでくると班長さんが対応する範囲を超えている気がしますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。