[1]登校班トラブル|集団登校で突然しゃがみこみ泣きやまない小1女子。登校時間が迫り全員遅刻ピンチの小6班長

アイコンイメージ

地域によって異なりますが、小学校への登校は、朝決められた時間に近所の子達で集まって、集団登校することになっている児童が多いようです。1年生から6年生までが一緒に小学校まで歩く集団登校・・・いろいろなトラブルが発生しますよね。今回は、班長になった責任感の強い6年生女子が困ってしまったお話です。

順調そうに見えた集団登校

小学校登校時間の朝。「みんな~、集まって~」と元気よく登校班のみんなに声をかけたのは班長になった小6娘。「はーい」とお返事する子もいれば、まだ眠そうな子もいます。副班長さんも決められた並び順をしっかりチェックしてくれました。

「一列に並んで~。行くよ~。」登校班のメンバーは全部で6人。見送りに集合場所まで来ていたお母さんたちに見送られて、ビシッと一列に並んで出発しました。

途中までは順調に歩いていた登校班のみんな。「車が来たよ、気をつけて~」と、娘も班長の仕事をきっちりこなしていました。ところが、1年生の女の子は少し元気が無いようです。

しばらくすると、女の子は目にいっぱい涙をためて、「行きたくない」と、手提げ袋を手放し、しゃがみこんでしくしく泣きだしてしまいました。娘はすぐに「荷物持つよ」と声をかけ、副班長さんも「大丈夫?」と言いに来てくれました。

なかなか泣き止まない女の子。登校途中なので、学校まではまだ少し歩かなければなりません。女の子を励ましているうちに時間はどんどん迫ってきて、娘は心の中で(どうしよう、みんな遅刻しちゃう)と焦っていました。

学校へ行きたくなくなってしまった1年生の女の子。そんなこともあるよね、という気持ちはわかりますが、親も先生も周りにいない状況で、班長さんはその子を置いて行くわけにもいかないし、みんなで遅刻してしまったら大変ですし、どうしたらよいのか不安でドキドキしてしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

この記事をSHAREする