【通信教材】年長息子がワークでつまずくたびに思うこと。「置き換えたらできる」を「理解した」と捉えていいの??

就学前に学習ゼロだとちょっと心配。軽い気持ちで始めた通信教材

息子が年長になった春、小学生になる準備のために通信教材を始めました。
とりあえず、1年。でも続かなさそうだったら辞めてもいいや。
それくらいの軽い気持ちで始めましたが、息子は意外にも「ママ、ワークやろう!」と自分から言うほど好きなようで、1年生になっても続けたいとまで言ってくれました。時にはサボったり、わからないところにぶつかって涙が出てしまったりもしますが、もうすぐ1年が経とうとしています。

通信教材を始めて数か月後にわかったことですが、息子は勉強が大好きなのではなく、ワークは「ぜったいにママとできる」から好きなのだそうです。「だってさ、ワークやろうって言ったらすぐいいよって来てくれるもん。」と言われてしまいました・・・。確かに・・・恐竜で遊ぼうとか、電車のおもちゃの組み立てに誘われてもママは腰が重いもんねぇ。



ワークでつまずく問題を克服するためのあの手この手(笑)

息子のつまずきと原因、それを克服するための方法を、先輩ママさんのアドバイスも交えて紹介したいと思います。同じようなところでつまずいているお子さんがいらっしゃったら、ぜひトラと一緒に克服しましょう!

<先ずはここから。問題を読み解くこと。>
息子が先ずつまずいたのは、問題を読むことです。
そもそも、ページの一番上に問題が書いてあり、それを読むと何をすればよいのかわかるのだというところから教えなければなりませんでした。
私が問題を読んで、かみ砕いて説明するとスラスラ解ける問題でも、一文字ずつ指さして音読させると、それが文章として脳内で変換されないと何をやってよいのかわからず、だんだんイヤになってきてしまいます。

理解力。・・・それ以前の問題として、文字を読み、そのかたまりをことば→文章へと変換して全体の意味を理解する練習は、やっぱり読書。それと、しりとりやカルタも有効なようです。
赤ちゃんの時に読み聞かせていた、シンプルで文字数の少ない簡単な絵本を自分で読ませることから始めるとよいと先輩ママさんから教えてもらって、息子が2~3歳の時に大好きだった絵本を出してみると、はじめは「ママ読んで!ボク読めないよ!」などとゴネていたものの、渋々読んでみると内容を知っていることもありスラスラと読めることが嬉しい驚きだった様子。「ボクぜーんぶひとりで読めちゃった!」と。単純単純(笑)。
それ以来、問題を読むことへのハードルが低くなったようで、「句読点やスペースのところで一旦何が書いてあったか考えるんだよ」と教えると、読んでから理解するまでの時間が少しずつですが短くなってきたように思います。

<置き換えて考える>
息子はワークの問題が解けなくても、おもちゃや生活の中でさりげなく同じような問題を作ってみせると、意外にサラッと解けることがあります。「勉強」と改まって取り組むせいなのでしょうか・・・

・空間認知力の問題は100円ショップのアイテムでバッチリ!

立方体の木。12個入っているものを100円ショップで買えるのでコスパ最高です!これは先輩ママさんに教えていただいて、即、買いに走りました。ブロックでも良いかなと思ったのですが立方体とは少し違うので、問題の絵と全く同じにするにはこのアイテムがあれば完璧です!
息子は、問題の絵だけよりも木があると触って何個あるか確かめられるので、より確実に理解できたように思いました。ワークではページが進むと少しずつ難しい問題が出てきますが、遊びの延長のような感覚で向き合えるようでした。




・最近いちばん手こずっていた問題。「前から・右から何番目?」

保育園で並ぶことが多いからか、「前から何番目」は比較的早く理解できるようです。
例えば上の画像左の問題の場合、リボンの女の子は「この子!」と楽しそうです。後ろから何番目?と聞くと、リボンの子の後ろの子を指して、固まってしまいました。「一番後ろはどの子?」はわかるのに、その子から前へ数えていくのがわからなかったのです。こういう場合は、いつも私は絵に出てくる子に息子と一緒に名前を付けます。お友だちの名前を付けたり、自分が決めた名前にすることで少し現実味が出てイメージしやすいのか、わからなくて少しイヤになりかけていた息子も笑顔でまた問題に取り組めるのでおすすめですよ。
また、ワークの時間でない時にふと問題を入れ込んでいくのも息子には有効です。

恐竜にゴリラが混じってるよ!前から何番目にいる?などと言うと、あっさり答えられたりもします。
この話をママ友さんたちに話すと、男の子に有効だと言われる「いつのまにか勉強法」なのだそうですよ。知らなかった!
自動車のおもちゃ、キャンディーなどいろいろなものを並べては「後ろから・・・?」「右から・・・?」などと根気よくやっているうちに、先日ようやく、ワークの問題でイチゴのケーキの場所を一発で言い当てられました!(笑)

・展開図は大胆に・・・?

展開図は組み立てて目で見て印象付けたほうが良いのかな?と思い、画用紙で同じ展開図を作って見せました。ワークに書いてある絵だけでは何のことかいまいちピンときていなかった息子は、平面から箱ができる様子を「何これ不思議~!」とキラキラの目で見ていました。問題の展開図は、本当に箱になるのかな?切ってみよう!ワークのページやティッシュの箱もザクザク切って組み立てて見せると、とても楽しそうでした。
数日後、先輩ママさんと組み立てブロックの話をしていた時に、現在5年生の娘ちゃんが図形や展開図などに苦手意識が無いのは小さいころに組み立てブロックを愛用していたおかげかなぁと言っていたのを聞いて、我が家にも大きな箱で棚を陣取っている組み立てブロックをもっと有効活用しよう!と思いました。あぁ、早く話していたらティッシュの箱を無駄にしなくて済んだなぁ(笑)。

・まだ練習中の、「何個多い?」
どっちが多い?はすぐにわかるのに、息子は現在いくつ多い?何枚多い?何個多い?の問題でつまずいています。ここでも「いつのまにか勉強法」を採用し、カルタで遊んでどっちが勝った?の後に必ず「何枚多い?」の質問をしたり、おやつのビスケットやデザートのりんごなどでもいくつ多い?としつこいくらいに聞いています。
どうやら息子は同じ数を並べて、飛び出た数を数えるとよくわかるようです。

キャンディはトラの方が2個多い。

少し心配になってきたこと

ワークではできなくても、身近なモノや生活の中のことに置き換えて考えたらできる。それで理解したなら問題ないな、と思っていたのですが、本当にそれでよいのでしょうか?
・・・いや、よくない。と、気付きました。
小学生になって勉強が始まったら、宿題が出るでしょうし、当然テストがありますね。
その時に、やっぱり紙の上で問題が解けなければ小学校入学準備のために始めたワークの意味がない!と。

簡単だと思うこと、身近なことに置き換えて考えるとわかりやすいし答えられるようになりますが、そこで理解したのだと終わらずに、もう一度ワークに戻って同じ問題につまずかずに解けるかどうかが小学校の勉強について行けていると息子が感じられるかどうかに関わってくるのではないかなと思いました。

通信教材、始めて良かったです!

トラのママ
大相撲大好き年長さん息子の子育て真っ最中ワーママ
Twitter:トラのママ@バネッサパースキー・ジャパン(@vperske_jp

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事