【幼児への性教育】赤ちゃんの作り方!?5歳息子に伝えた言葉がまさかのタイミングで自分に返ってきた話

子供がすぐに「できない!」と諦めかけた時、どう対応していますか?

私は息子にこんなふうに声をかけています。
「大丈夫だよ。できないんじゃなくて、まだやってみたばかりだから慣れていないだけだよ。」
「何回も練習したらできるようになるよ。もう一回やってごらん。」
「失敗してもあきらめない、ってスティンキーとダーティーが歌ってたよ。」(←息子が大好きなアニメの歌)
「横綱だって最初はあんなに強く戦えなかったけど毎日稽古したから強いんだよ!」(←笑)

つまりできないことなんてない。ただ、工夫したり何回も練習しているかしていないかの違いだけと伝えているのです。
「できない」と自分で言ってしまうと、可能性を自分で縮ませてしまうような、あるいは自分はできないのだと暗示をかけてしまうような気がして、何とか息子の挑戦する気持ちを途切れさせないように頑張ってしまいます。

そんな自分の言葉がブーメランのように自分に返ってきた出来事がありました。



弟がほしくなった5歳息子

年長クラスの息子のお友だちの中には、弟や妹がいる子が何人かいます。
そして送り迎えに来るママたちの中には、お腹の大きい方もいらっしゃるのを見ている5歳息子。
もともと自分より小さい子を可愛がりたがる息子なのですが、保育園で、一番大きい年長さんは、年少さんと関わる時間を設けてもらっているようで、小さい子を慈しむ心がますます大きくなっているようです。

「ボク、弟がほしい。」
「ママのお腹に赤ちゃんいる?」
最近よくそう言うようになりましたが、息子を産んだ時に既に40歳だった私。
ママのお腹には赤ちゃんいないんだぁ、残念だけど...と、苦笑いでやり過ごそうとするたびに、息子は、どうしてなのか不思議そうにしていました。

赤ちゃんってどうやってできるの?

ある日の夜、いつものように布団の中でお話を読んだあと、息子が話し始めました。
「ママ、ボクの弟赤ちゃん産んで?お願~い。」
何度も言うので、とうとう私は本当の気持ちを言いました。
トラにも弟や妹がいたら楽しいよね。そうならママもとっても嬉しいな。でもね、頑張ったけど、できなかったんだぁ。すごく残念なんだけどさ。
正直、悲しくなってくるからもうこれ以上言わないでという気持ちもありました。
どうしたってできないことがあるんだもん。

息子はしばらく黙って暗闇でじっと天井を見ていましたが、『そもそも』のところに考えが及んだようです。
「赤ちゃんって、どうやってできるの?」

子供への性教育が大切なことは頭ではわかっていましたが、息子はまだ5歳だからまだ先の話と、他人ごとだったことを反省しました。
今急に来た!?性教育のタイミングが!!
...えっとね。パパとママが、仲良く協力してつくるんだよ。
恥ずかしいことに、息子にわかりやすく話す準備が全くできていなくて、こう言うのが精いっぱい。情けない。

子供が自分で疑問に思ったとき、興味を持った時が性教育を始める一番のタイミングなのでしょうね。
今でしょ!今なんだけどちょっと待ってもう少し考える時間をちょうだいね!!
私は暗闇で焦る気持ちを抑えてじっとしていました。

皆さんは子供からのこういう質問にどう答えていますか?



息子のことばはブーメランだった

何て言おうかドギマギする私をよそに、息子のお話はまだ続きます。
「赤ちゃんってどうやってつくるの?」
「どうやってみたの?」
大丈夫だよ。もう一回やってみてごらん、今度のお休みの日に。ボクも手伝ってあげるから。」

相田みつをさんの『育てたように子は育つ』という言葉が岩みたいな形になって、寝ている私の上にドサッ!!と落ちてきた気持ちになりました。

どうしたってできないことがあるんだもん。という、息子にかけてきた言葉とは違う、でも実際には起こる事実。
息子は「できないことなんてない!」と信じているんだもんね。ママがいつも言ってるもんね。
私は精神論を押し付けすぎていたのかな。

頑張ろうね、ママ。と希望に満ち溢れた顔で眠りについた息子の横で、私は新たな課題ができたなと思いました。
・性教育って何から始めてどう教えて言ったらいいのかな
・常日頃、子供に言い聞かせていることは自分が言われても正解で、それを守れる?

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