年の差婚[5]久しぶりすぎて恋愛の始まり方が分からない
残業後の突然の告白に驚いて逃げ帰ってしまったものの、帰宅してからも動揺が隠せない私。久しぶりに告白なんかされたな。ビックリした。
でもやっぱ、悪い気はしないな。私もまだまだってことかな。と、だんだん喜びの気持ちが芽生えてきた。鏡に映った疲れ切った自分の顔を見て、エステを予約したけれど。
今まで加賀谷君とは全然接点がないのに、どうしていきなり告白なの?最初はご飯一緒に、とかじゃないの?恋愛なんてご無沙汰すぎて、恋の始まりも忘れかけている私でした。
加賀谷君が本気かどうかわからないとはいえ、これからどうしよう、と私の中で不安な気持ちも湧いていた。会社の人、誰かにしゃべってるのかな。カナコの『もし本気だったら?』というひと言が何度も脳裏に浮かぶ。明日の会社、気まずすぎる。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。