[24]拭えない不安。15歳年上の私が彼に釣り合うと思えない。年の差婚|ママ広場マンガ

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前回のお話

15歳の年齢差を気にしつつも加賀谷くんからの猛アプローチに心が傾いているユリ。加賀谷くんに誘われフットサルの試合を応援に行ったものの、そこで15歳差を嫌というほど突きつけられたユリは惨めな気持ちになり帰ろうとします。「半年付き合ってダメだったらその時は諦めます。最後のお願いです」と引き留める加賀谷くんの手をユリは「だから無理なんだって!」と言って振り払い走り去りました。

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年の差婚[24]親友から背中を押されても消えない不安

加賀谷くんの手を振り払ってフットサル場を出た私は、重い気持ちで電車に乗りました。分かってたのに・・この歳の差も・・周りの反応もこういうことになるって・・。なのに・・いざ現実を突きつけられて、

完全に加賀谷くんに八つ当たりしてしまった・・自己嫌悪。ふとスマホを見ると、加賀谷くんからメッセージが届いていることに気づきました。でも、「ごめん・・・加賀谷くん!」私は返信せずスマホをカバンにしまいました。

はぁ~・・どうしよう。悩んだ私は親友のミサキとカナコに話を聞いてもらうことにした。「ごめん・・急に呼び出したりして・・。もう・・二人に話きいてもらいたくて・・」と切り出し、最近の加賀谷くんとのことを話すと「いいよいいよ!ちょうど時間あったし!」「めっちゃくちゃ面白い展開になってるじゃん!」と前のめりで私の話を聞く二人。

私の悩みを楽しそうに聞く二人に「全然面白くないよ・・・」と溜息まじりの私。「で、どうするの?」「連絡きたんでしょ?」と口々に聞かれ、「うん・・半年付き合っても私が好きにならなかったら諦めます・・って」と加賀谷くんからのメッセージの内容を伝えました。「とりあえず付き合っちゃえばいいじゃん!ワルイ子じゃないんでしょ?」と背中を押されるものの「うーん・・でも・・」と私はなかなか踏ん切りがつきません。さらに「このままでその年下くんが諦めると思えないよ?」とミサキに言われ、

「・・っ。でも・・やっぱり、15歳も年上の私が彼に釣り合うと思えないんだよね・・。この歳の差でしょ・・?付き合うって言っても不安が大きすぎるよ・・」と、いつまでも迷いが拭えない気持ちを打ち明ける私に、さすがに二人もそれは理解してくれると思う。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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