年の差婚[20]約束を覚えていた彼の眩しい笑顔にドキドキ。

仕事が終わり、家に帰って来たユリは、ソファに座り込み「ふーっ、加賀谷くんのあの約束って、まだ続いてたのか・・でも・・加賀谷くんて彼女いるんじゃ・・」と偶然会った時に見かけた女の子を思い浮かべていると、ピコン!「あっ加賀谷くんから」スマホにメッセージが届きました。

「お疲れ様です!フットサルの試合、日曜10時から〇〇パークです。谷口さん来てくれるの楽しみにしてます!」加賀谷くんからのメッセージに、「了解です」と返信した後、「フットサルかぁ・・こういうのって何着てけばいいの?」と悩む私。

そして日曜日。約束の〇〇パークに到着。結局いつものコンサババリキャリ服でやって来たものの、「ば、場違い感がすごい・・」と動揺する私。

すると、グラウンドにいた加賀谷くんが私に気づいて「谷口さーん!」と手を振る姿を見て、私も振り返そうとした所、近くにいた女の子がそれに気づいて、

チラリと私を見ているのを感じました。「谷口さん!来てくれたんですね!」「うん・・!」満面の笑みを浮かべる加賀谷くんは、「今からちょうどゲーム始まるんです!僕頑張るんで・・見ててください!」と言いました。

「ま・・眩しい・・!」そう思った私が、「う、うん・・頑張ってね・・!」そう伝えると、「じゃ、後で・・!」とグラウンドに走って行く加賀谷くん。その姿をなんだか照れくさい気持ちで見つめていたのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。