年の差婚[19]部長に一人前と認められた彼から約束の再確認

夢中で仕事に邁進していた私。あっという間に一年の月日が流れていました。そして、
「今回のプロジェクトもお疲れ様!加賀谷もよく頑張った。先方からの評判も上々だよ!」プロジェクトに区切りがついて、部長から労いの言葉が。

「これで加賀谷も一人前だな!」部長の言葉に、思わず笑みがこぼれる加賀谷くんは、「ありがとうございます!これからも頑張ります!」と目をキラキラさせて言いました。そして、「加賀谷くんお疲れ様!」指導係の田中さんもとっても嬉しそうにそう伝えると、加賀谷くんがチラッと私の方を見たのです。

ぱあああっ!!頬を赤らめながら、私の方をじっと見つめる加賀谷くん・・「??」
え・・一体どういうこと!?

そして打ち合わせが終わった後のこと、「谷口さん!今日部長に一人前って言ってもらえました!」と加賀谷くんがやって来て言いました。「うん!田中さんからも聞いてるよ。加賀谷くん、本当に頑張ってたもんね。お疲れ様!」そう伝えると、
「・・・あの。約束覚えてますか?」真面目な顔で言う加賀谷くんに、「・・え?」思わずきょとんとする私。

すると、「一人前になったら僕のこと考えてくれるって・・」という加賀谷くんに、「え!あっ・・覚えてたよ!モチロン!」突然頭の中に出張の夜のことが思い出されました。
「じゃあ・・!」前のめり加賀谷くんに、「・・いや、ちょっと待って待って(汗)」と慌てる私に、
「・・もしかして、もう付き合ってる人がいるとか・・?」と焦り気味の加賀谷くん。「・・いや、それはいないけど。(悲しいことに)」と私が言うと、

「ほっ・・そうなんですね・・!・・あ!今度僕が入ってるフットサルチームで試合があるんです!それみに来てくれませんか?」
加賀谷くんに突然誘われて「え?私が・・!?」と動揺する私、すると「・・ダメですか・・?」途端にシュンとする加賀谷くんを見て、「・・っ、あ、いやそうは言ってなくて」としどろもどろしていると、「やった!後で連絡いれます!約束ですからね!」満面の笑みを浮かべて去って行く加賀谷くんを見て、「あ・・」なんとも言えない複雑な気分になったのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。