前回の話
さなかちゃんに貸したものをいくら言っても返してもらえないまるさんとけいこちゃんは、2人でさなかちゃんの家に行って返してもらうことにしましたが、家の鍵を持っていないさなかちゃんは、いつもお母さんかお姉さんが帰宅する18時半頃まで家に入れないと知り驚きます。それでも自分たちのお母さんに事情を伝えて、さなかちゃんが家に帰る頃にマンガとローラースケートを返してもらいに行くことにしました。
母が私の友達に冷たい[56]
一緒にさなかちゃんの家に行き、貸したマンガとローラースケートを返してもらう計画と立てたまるさんとけいこちゃん。
まるさんは、けいこちゃんと、そしておやつもマンガもたくさんあるまるさんの家に遊びに行きたいさなかちゃんも一緒に、まるさんの家に帰りました。そしてさなかちゃんがリビングでおやつを食べている間に、まるさんとけいこちゃんはさなかちゃんが家に帰る18じ半頃に貸した物を取りに行きたいことをそれぞれのお母さんに伝えました。
事情は理解しつつも子ども達が18時半によその家に行くのは遅いと判断したまるさんのお母さんは、17時にしようと提案しました。
まるさんのお母さんには考えがありました。さなかちゃんのお母さんの居所なら、なんとなくわかっていたからです。
まるさんのお母さんは電話帳で近所のパチンコ店を調べて、さなかちゃんのお母さんがいそうな店舗を2つに絞りました。
そして、見事にさなかちゃんのお母さんに連絡を取り付けたのでした。
さなかちゃんに貸した物が返却されないことを伝え、17時に取りに行くので家にいてほしいと伝えるまるさんのお母さんに軽く「あーはいはい」と返事をするさなかちゃんのお母さん。謝罪の言葉はありませんでした。
それどころか、パチンコで大当たりがきたら間に合わないかもとヘラヘラ笑って「もし間に合わなかったらすいませーん」と軽い感じで言い放ちました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
パチンコ店を突き止めるまるさんのお母さん、素敵です。