前回の話
まるさんが家族で行くみかん狩りに強引について行こうとしてまるさんのお母さんにピシャリと断られたさなかちゃん。お母さんは、その時にさなかちゃんが着ていた服を見て違和感を覚えます。明らかにサイズが小さいのに着古した感じではなくキレイな服を見て、以前さなかちゃんが遊びに来た日にまるさんの服が無くなった経験が数回あるお母さんは「もしかしたら、他のお友達の家で盗んだ服なのでは?」という思いが頭に浮かびます。
母が私の友達に冷たい[26]
みかん狩りに行った翌日。
学校に行くと、お友達のみゆきちゃんが慌てた様子でまるさんのところへやって来ました。
「さなかちゃんが・・・」と言ってみゆきちゃんが指差す先には、「聞いてー。まるちゃんのお母さんヒドくてー」とクラスメイトにまるさんのお母さんのことを悪く言うさなかちゃんの姿がありました。
「せっかくの日曜日に家まで行ったのにさ、帰れ帰れってみかん狩り連れてってくれないし!」と、日曜日にまるさんが家族で出かけると分かっていながら、誘われてもいないのに押し掛けたのは自分なのに、あたかも被害者のように話すさなかちゃん。
さらに「まるちゃんのお母さんがいない日は遊びに来るなって言われるし!」と恨めしそうに話します。
みかん狩りの日、お母さんから「これからはお母さんがいる日だけさなかちゃんを呼んでいいよ」と言われていたまるさんは、お母さんがさなかちゃんにもそう伝えていたことをこのとき知りました。
まるさんが居ることに気づいたさなかちゃん。
するとさなかちゃんは、面と向かって「まるちゃんのお母さんて、怖いし冷たいよね!」と言い放ったのです。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
自分の母親のことを悪く言われるのはとても悲しいですよね。