きっと放置されてる。母親が察知する友達の異様なまでの食べ物への執着心。私の友達に冷たかった母[10]|まるの育児絵日記

前回の話
遊びに来るなり、まるさんのお母さんに注意されたお友達のさなかちゃん、言われるまま、脱いだ靴を揃えて「おじゃましまーす」と挨拶して部屋に入りました。まるさんのお母さんは、さなかちゃんの行動をしっかり観察していました。そしておやつの時間に。「おやつ食べよかー」と声をかけると「食べるっ!」とすごい勢いで立ち上がったさなかちゃん、「召し上がれー」と出された手作りのババロアとチョコ棒に驚きの表情を隠せませんでした。すると、咄嗟にチョコ棒が入っている容器を自分の分だけでなくまるさんの分まで手繰り寄せ自分の陣地へ。その後、すぐになくなったら困るとばかりに、まるさんの分のチョコ棒までしっかり掴んで放さない姿に、まるさんはドン引きしていました。

母が私の友達に冷たい[10]



おやつの時間になり、お母さんが出してくれたおやつをガッツリ掴んで放さないさなかちゃん、そのチョコ棒を独り占めする姿にまるさんは固まってしまいました。

さなかちゃんは異様に食べるのが早く、逆に、一人っ子のまるさんはマイペースで食べるのに時間がかかっていました。

なので、2人で分けて食べるはずのチョコ棒は全てさなかちゃんの胃の中に・・!さなかちゃんはあっという間に食べてしまいました。

さなかちゃんのおやつを食べる姿を見ていたお母さんは、「この子と親の感じ・・きっと放置されてるな」と思いました。

すると「おばちゃーん!このピンクのおかわりある!?」とさなかちゃんがたずねます。

「・・あるけど、そんなに食べたら家帰って夕飯食べれんくなるで?」お母さんはさなかちゃんにそうたずねながら「さあ、なんて言うかな・・」と思っていました。すると「ならない!!おかわりちょーだいっ!!」すごい勢いで否定しておかわりを欲しがるさなかちゃん。

「はい。これでもうおやつおしまいやで」そう言っておかわりのババロアをさなかちゃんの前に出しました。それを見て大喜びのさなかちゃん。

その後、おやつを食べ終わり、まるさんと2人で本を読んでいたさなかちゃん、その横で、お母さんはどこかに電話をかけていました。

さなかちゃんのおやつの食べ方にドン引きするまるさん、2人で分けて食べるはずだったチョコ棒はマイペースでゆっくり食べるまるさんの分まで、さなかちゃんが食べてしまいました。その様子を見て「この子と親の感じ・・きっと放置されてるな」と思ったお母さん。すると「おばちゃーん!このピンクのおかわりある!?」とババロアのおかわりを欲しがるさなかちゃんに、「・・あるけど、そんなに食べたら家帰って夕飯食べれんくなるで?」と聞いたお母さんは、内心「さあ、なんて言うかな・・」と思っていました。「ならない!!おかわりちょーだい!」凄い勢いで言うさなかちゃん、おかわりをもらってとってもうれしそうです。その後、お母さんはどこかへ電話をかけていました。
お母さん手作りのおやつがとってもおいしいということもあると思いますが、異様なまでに執着する姿から、お母さんは感じ取るものがあったのだと思いました。

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集コメント]ママ広場編集部
一人っ子でマイペースなまるさんと、おやつへの執着がとっても強いさなかちゃん、あまりに違いすぎて驚きますね。

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