[8]他人の子を優先する夫|呆れる思考「かわいそうな子に手を差し伸べる」妻がドン引きするも夫はキョトン

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前回のお話

妻サクラさんは5歳の娘ユリちゃんと夫シンジさんの3人家族。ある日、サクラさんが帰宅するとユリちゃんが一人でお留守番していてビックリ!「ムギちゃんがお熱でママが困っててパパがたすけてる」と言われて愕然。「娘をひとりにして他の子を助けるとか・・は?」と頭に来ました。21時頃帰って来たシンジさんは悪びれもせず、病院と家に行った後、食材を買って家に届けて来たと言い、戸惑うサクラさん。ユリを想ってと詰め寄ると、困っている人がいたら助けると言うシンジさん。その後、シンジさんにレシートを差し出し、「お金をもらうなんてそんなダサいことできるかよ~」とカッコつけるシンジさんに呆れるサクラさんは、「私がおかしいの?自分の子どもが優先じゃダメなの?」と考え込みました。そして次の日。「ムギちゃん熱下がったってさ」と言うシンジさんに「今日ムギちゃんちに寄ってから帰るわ」と言い出し、「は?どうして?」と詰め寄るサクラさん。「ムギちゃんのところは困ってる」と言うシンジさんが「ほんっとに冷たいな」と吐き捨てるように言い、結局ムギちゃんの家に行くことに。ユリちゃんが行きたいと言ってもなだめ、また別の日にムギちゃんとファミレスに行くと言うシンジさんに驚くサクラさん。ユリちゃんが「一緒にごはん食べるー!」と言うと、「ムギちゃんみたいにお利口になった方がいいぞ」と言い出し、サクラさんがキレました。

1話目から読む

「かわいそうな子に手を差し伸べる姿を見てユリも優しい人間になる」・・え?

結局、ムギちゃんの家に行くと言う夫に、ユリが行きたいと言うも、「ユリが病気になるのはイヤだから我慢してな」と説得しお留守番することに。別の日には、ムギちゃんとファミレスに行くと言い出して驚いていると、ユリが一緒に行くと言い出しました。そんなユリに「ユリもムギちゃんみたいにお利口さんになった方がいいぞ?」と言う夫の言葉を聞いて、涙ぐむユリを見て「はぁ??」とキレると、

「なぁ、サクラはさ、ユリを甘やかしすぎじゃないか?ムギちゃんはこんなこと言わないぞ?」と言い出す夫に「はぁぁぁあああ!?なに言っちゃってんの!?」と怒りが!!

「かわいそう、かわいそうって、シンジさ、ちょっとそれ相手にも失礼じゃない?下に見てるっていうかさ・・」私の言葉に、「え?相手に失礼?かわいそうって思って手を差し伸べちゃダメってこと?なに?嫉妬?」とふざける夫に、

「嫉妬じゃないってば!!」と思いっきり否定!その後、「あとさ、自分の子よりも優先することなの?ユリに我慢させることは、あなたのいう『かわいそう』じゃないの?」と言うと、「わかってないね。ユリの傍にはオレがいるだろ?」と言い出す夫は、

「少しぐらい我慢しないと」と自信満々な夫。さらに「あと、かわいそうな子に手を差し伸べる姿を見せることでユリも優しい人間になるだろ?」夫の言葉を聞いて、

「ねぇ・・それ本気で言ってんの?」とドン引きしながらたずねると、「え?俺、おかしいこと言ってる?」と夫はチンプンカンプンでした。

ムギちゃんとファミレスに行く!と言うユリちゃんに、「もっとお利口になった方がいい」と言うシンジさん。それを聞いて涙ぐむユリちゃんを見て、怒りがこみ上げたサクラさんに、ユリちゃんを甘やかしすぎだと言い出すシンジさん、「かわいそうな子に手を差し伸べる姿を見せることでユリも優しい人間になる」と言い出し、ドン引きするサクラさん、本当サクラさんと同じ気持ちです!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

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