[11]他人の子を優先する夫|は?「パパ行ってあげなくちゃ!」よその子が熱を出してお出かけ直前の我が子を放置

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前回のお話

サクラさんは5歳ユリちゃんと夫シンジさんの3人家族。ある日帰宅するとユリちゃんが一人でお留守番していてビックリ!21時頃帰って来たシンジさんは悪びれもせず、ムギちゃんとママと病院と家に行った後、食材を買って家に届けて来たと、困っている人がいたら助けると言うシンジさん。その後、レシートを差し出され呆れるサクラさん。翌日、シンジさんが「今日ムギちゃんちに寄ってから帰るわ」と言うと、ユリちゃんが行きたいと言いましたがダメ、別の日にムギちゃんとファミレスに行くと聞き、「一緒にごはん食べるー!」とユリちゃんが言うと、「ムギちゃんみたいにお利口になった方がいい」と聞いてキレるサクラさん。すると、「ユリを甘やかしすぎ」とシンジさんに言われ、「かわいそうって、下に見てるみたいで失礼」サクラさんの言葉に、「かわいそうな子に手を差し伸べることで、ユリも優しい人間になるだろ?」と言い出すシンジさんに唖然。数日後、ユリちゃんに「もうすぐムギちゃんのパパになるの?」と聞かれ慌てて否定するも、保育園でムギちゃんに言われたと不安顔。「娘を悲しませて・・」と怒りがわいたサクラさんは、その夜シンジさんに「ムギちゃんにパパになるって言ったの?」と詰め寄ると、すっとぼけるシンジさん。ユリちゃんが傷ついていることを伝えても軽くあしらうシンジさんは、夜起きてしまったユリちゃんに「今度動物園行こうな」と声をかけました。

1話目から読む

「パパはやく~いくよ~」喜ぶ娘の感情が急転直下

「ムギちゃんにパパになるって言ったの?」と夫に詰め寄るも、すっとぼける夫。ユリがどんなに悲しんでいたかを訴えるも、いまいち通じず、「わかったわかった動物園はユリと行くからさ~」となだめるように言い、目を覚まして起きてきたユリちゃんに「今度動物園行こうな」と言いました。

「え!!うん!!行く!行く!!」と目を輝かせるユリに、「約束だからな~。もう遅いから寝な」と夫が言うと、「うん!!」と嬉しそうにユリが返事をしました。

そう、約束したハズだったのに・・。

休日になり、「はやくいこ~」とワクワクしているユリを微笑ましい気持ちで見つめていました。「わかったわかった」と言う夫のスマホがピコンと鳴ったかと思うと、

「パパ~はやく~。いくよ~」とテンションアゲアゲのユリが言うと、「・・ユリごめん」と謝る夫。「え?」ユリは訳がわからない様子でした。

すると、「ムギちゃんがお熱らしい。パパ行ってあげなくちゃ!」夫の言葉に「え・・」と悲しそうな顔をするユリ。「サクラ、ユリのことよろしく!」夫は平然と私にそう言いました。

「動物園に行こうな」とシンジさんに言われ、とっても嬉しそうな顔をしたユリちゃん。当日もワクワクが止まらず「早く行こう~」とシンジさんを急かしていると、シンジさんにメッセージが。「ムギちゃんがまたお熱」だと言い、ユリちゃんを放置するシンジさん、完全に優先順位間違えてますよー!!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

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