お菓子作りにハマった小4長女が大暴走!? 私の大事なチョコが無残な姿に~!

春休み中に、お菓子作りにハマった長女(小4)。

新学期が始まってからも継続していて、遊びに行かない日や気が向いたときにちょくちょく作っています。
冷凍庫から発見したパイシートを使って、ミニクロワッサンを作ったり。

f:id:for-mom:20190507153055j:plain

もう何度目かわからないパウンドケーキを作ったり。
とても楽しいようで、帰宅するとお皿を差し出して、
「食べて!」
そして食べていると、
「おいしい??」
と目をキラキラさせて聞いてくれます。

本人も楽しいようだし、バターやパイシートをガンガン使われると、コスト的にちょっとイタイのですが。
きちんと美味しいものもできているし、まぁ仕方ない。
料理を好きになるのは悪いことじゃないしね……。
と思いつつ。
『作りたいものと使いたいものを申告すること』
『火を使うのは禁止』
『使った道具は洗う』
3つのルールを決めて、見守ることにしました。

 

ところが。
先日作ってくれたカップケーキ。
うまく膨らまなかったのか、高さがこれまでのものの半分ぐらいしかありません。
本人曰く「バレンタインで作ったフォンダンショコラにしようと思った」とのことですが。
作り方を調べたわけでもなく、カップケーキに板チョコを沈めただけとのこと。
ちょっとカスカスした舌触りで、今までのものに比較すると美味しさもイマイチ。
「ちょっと失敗した? ちゃんと測った??」
と聞くと、
「ううん、目分量で作った」
と長女。
「え?! お菓子を目分量で??」
「ママだっていっつも計らないで作るじゃん」
「それはご飯を作るときでしょ。ケーキとか、お菓子の時は絶対計ってるよ」
私は面倒くさがりなので、基本的に料理をするときは計量しません。
計量カップや計量スプーンといった洗い物が増えるのが嫌だから(笑)。
でも、そんな私でも、お菓子を作るときは絶対に計ります!!
「そんなことないよ、お菓子の時はいつも計ってるでしょ」
「なんでよ、この前は計ってなかった!!」

あー……。
私が計らないで作るもの、それはカトルカールというパウンドケーキのみ。
フランス語で1/4という意味の名前を持つこのレシピ。
たまご・小麦粉・バター・砂糖の4つの材料が、全部同じ割合でできてしまうんです。
それを混ぜて焼くだけ。お手軽!!
大体たまご1個を50gと考えて。
たまごを2個と、あとの材料は100gずつで作っています。
でも。
バターはひと箱200gなので大体半分だし。
シュガーポットに突っ込んであるスプーンは、大きさは大さじと同じサイズ。
甘さ控えめにしたいのもあって砂糖は大さじ山盛り3杯ぐらい。
小麦粉は、まぁ生地の固さを見て調整ができるので、計ってないだけで適当に作っているわけではない!
……これを理解していない長女、本当に思うがままに作ったらしい。
とはいえ、入っているものも普通の原料なので、食べられなくはない、板チョコ入りのペシャンコカップケーキ。
本人的にも反省して、
『お菓子は計って作る』
ということがわかってくれたらいいなと思っていたのですが……。

 

昨日。
帰宅するとキッチンがぐっちゃぐちゃ!
しかもチョコレートを使ったらしく、シンクにはチョコレートがこびりついたボウルが放置されてあります。
そして、テーブルにあったのは……

f:id:for-mom:20190507153509j:plain

ナニコレ? だんご??
長女の姿はなく、自分の部屋にいるよう。
いつもは何か作ると「食べて!」光線がすごいのに。
「こら、使ったものは片付けとく約束でしょ」
階下から声をかけるとふくれっつらで降りてくる長女。
「……今からやるし」
うっわ、ムカつく態度!!
「ママが帰る前に片付けといてよ。ご飯作れないじゃん。ていうかさ、今日は何作ったの?」
「……トリュフ」
「え?!」
この、大福サイズの茶色い塊(ココアと砂糖がまぶされてる)が、トリュフ??
「なんでこうなったの? 何見て作ったの??」
「うるさいな、自分で考えて作ったの!」
逆ギレな感じで答える長女。
こやつも反抗期か?
そう思いながらテーブルを片付けようとすると、不吉なゴミを発見。
こ、このパッケージは……!
「ちょっと長女。まさか、ママのチョコ使った……??」
このパッケージは、チョコ好きの私が買っておいた、秘蔵の製菓用クーベルチュール!!
カカオ80%でお気に入りなのに!!
生チョコかタルトにしようと思って買っておいたのに!!!
「うん、チョコあったから」
「使いたいものは、ママに知らせる約束でしょー!!(このチョコは絶対に許可出さないけど)」
しかも、苦いからと砂糖をバカスカ突っ込んだらしい……。
わ、私のチョコが無残な姿に……!!!
ちなみ、試食した長男曰く「砂糖がじょりじょりしててまずい」とのこと。
不機嫌だったのは、長男に「まずい」と言われたこと。
そしてめっちゃプライドが高いので、失敗したことが許せないって感じのようです。
「工作じゃないんだから、料理は思い付きで作らないで。食材が無駄になっちゃうから!!」
今日はきつめに叱る私。
……チョコの恨みがのっかってないとは言えません。
「本買ってあるでしょ? これからは、適当に作るなら料理は禁止。ちゃんと、本を見て計って作ること! 絶対だからね!!」
「……ハイ」

一応は約束してくれた長女ですが……
お菓子はママでも計って作る⇒計らないで作れる私⇒ママより上!
って思ってやったんじゃないかなと思う私。
元々は、かなりママっこな長女。
普段は割と私にべったりで、パパではダメな時も多いタイプ。
でも、最近ライバル視(?)というか張り合われてると感じるようなこともしばしば。
これも成長の証?
反抗期の始まり??
……それにしても、チョコがダメになったことが悲しくてやりきれない私でした……。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事