我が家の長男はADHDの疑いがあり、運動も苦手で不器用・・・。いろいろ心配があって年長さんの1年間は「支援級にするか、通常級にするか」とっても悩みました。その結果、とりあえず「通常級」を選択した我が家。
年長から入学に向けて、サポートブックを準備していましたが、通常級入学にあたり、改めてサポートブックを見直しました。
通常級でサポートブックは先生に重すぎる?
サポートブックを用意するにあたり、一番気にしたのはこれ。実際、先生的にはどう思うのだろう・・・と考えました。そんなに心配な子なら「支援級を選べばいいんじゃないですか?」とか言われたりするのではと思って戦々恐々。
通常級となると先生は30人の子供を見なくてはならないので、あまり重たくならず、あっさりしていて、でも押さえたいところは伝えられるように、と考えました。
ネットでサポートブックのテンプレートを探してみる
その中でグレーゾーンや発達障害児にもおすすめのサポートブックだと思ったのは以下2点。
楽々かあさん「楽々式サポートブック」
LITALICOジュニア サポートブックテンプレート
全部を本気で書くとそれなりなページ量であること、またうちの子には必要ないと感じるページもあるのでこちらのサポートブックを参考に何を書くか検討します。
サポートブックを作ってみた
どちらのサポートブックも書きやすいのですが、こちらが書きたいことのスペースが点在していたり書ききれなかったり・・・。そこでオリジナルで用意したいと思って利用したのがこちらGoogleドキュメント。
Google ドキュメント
この中の「レター スペアミント」を利用し、タイトルだけにしてA4に印刷しました。
そして自分で付けたタイトルの下には手書きで、話をさえぎって自分の話したいことを話してしまう件や運動が苦手(不器用)なことなどと簡単な要望(席はできれば前が希望、失敗経験が積みあがらないようにしてほしい、など)をまとめて4項目程度にして記載しました。伝えたいことだけを簡潔に、とりあえずこの内容だけでも知ってもらえれば十分、という気持ちでまとめた1枚です。今回は手書きにしましたが、そのまま打ち込んだ方が読みやすかったかも。
2枚目にはリタリコジュニアの「性格&特徴」のページをプリントして利用しました。こちらはどちらかと言うと「うちの子の自己紹介」のイメージとして使いました。余裕があれば読んでいただければ、という感じです。
あとは表紙の用意。表紙にもgoogleドキュメントを利用し、「レポート プレイフル」の表紙だけ修正してプリントアウトしました。理科のレポートの部分に子どもの名前を入れ、その下の部分に、「サポートブック」とは入れず、自己紹介的なイメージで「フェイスシート」と入れました。
サポートブックとして準備したのはこれに教育相談所で受けたWISKの結果を記載したシートを追加した計4枚。入学式の後に担任の先生と少しお話できる時間がある、と聞いていたのでクリアファイルにいれ、入学式に挑みました。
入学式当日
入学式の後、担任の先生とのお話は本当にちょっとしかありませんでした!みんなが帰る中、片付けている先生を捕まえて立ちばなし程度。ですので、簡潔にまとめたフェイスシートがとっても役に立ち、伝えておきたい点は伝えられたのでよかったです。
通常級でのスタート。今後はどうなるかわかりませんが、このフェイスシートが役に立つといいな、と思っています。