前回のお話
祖母の他界の知らせを受け、お姉さんはすぐに飛行機の手配をして翌日実家に帰ることに。「マーミーはどうする?」と聞かれ、お葬式で忙しい実家に生後5ヶ月で場所見知りと人見知り真っ盛りの子を連れて帰るのもなぁ・・・でもやっぱりお葬式に出てちゃんとお別れしたい・・・と悩むマーミーさん。しばらく考え、帰らない選択をしました。
時の流れと離れて暮らす家族のこと~お葬式編~[2]
祖母の訃報を聞いた日の晩は目が冴え切っていた。
夜中、何度も起きる次女を寝かしつけてはまた起きてきて姉と話をしていた。
引越しの手伝いに来てくれていた母の元に叔母から連絡があったときのことを話した。
いつかは来るとわかってたけど、時は流れて、ひとつの時代が幕を下ろしてしまったんだな・・・
姉と話していると、姉のスマホに母からメッセージと写真が送られてきた。
そこに写っていたのは、手入れの行き届いた庭の大きな石に腰掛けた祖母の自然な顔。
「いいやん」
「この写真はおばちゃんにしか撮れんね・・・」
私もその写真を送ってもらった。
翌朝、姉は祖母のお葬式のため九州へ帰った。
続きます
マーミー
著者マーミー、2年生の長女こねたん、2歳の次女いもたん、夫おどやんの日常漫画だよ!
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お母さんから送られてきたおばあちゃんの写真、とっても素敵な写真ですね!お葬式には行けませんが、マーミーさんの気持ちはしっかりおばあちゃんに届くはずです!
[ママ広場編集部]