前回の話
祖母を看取ったのは叔母でした。叔母は祖父も看取っており、義両親も、そして自分の息子も看取っていました。そんな叔母に「おばちゃんホッとするし献身的やし・・・偶然じゃないと思う・・・」そう言ったマーミーさん。叔母は「そうじゃろかい」と笑っていました。
時の流れと離れて暮らす家族のこと~看取り編~[5]
長女を里帰り出産したとき、おばがお見舞いに来てくれた。
「マーミーちゃん、がんばったね!大出産じゃったね!」
満面の笑みでそう言ってくれた。
「ありがと」
おばのさり気ない声かけに、産後の痛みや寝不足で疲れていたのがスーッと和んだ。
息子を亡くしているおばは産院に来ることもきっと複雑な思いがあったと思う。
それなのに私に寄り添うような声かけができるおばはすごいと思った。
おばに看取られた祖母たちはホッとした気持ちで旅立っていったんじゃないかと思う。
続きます。
次の話
マーミー
著者マーミー、2年生の長女こねたん、2歳の次女いもたん、夫おどやんの日常漫画だよ!
----------
一緒にいる人を和ませてホッとした気持ちにさせてくれるおばさん。きっと看取られた人たちは穏やかな気持ちで旅立ったのでしょうね。
[ママ広場編集部]