前回の話
マーミーさんは、祖母の最期の様子をお母さんから聞きました。いつも医師に御礼を言う祖母ですが、その日の「先生ありがとうございました」という言葉が最期のお礼に聞こえたのだそうです。
時の流れと離れて暮らす家族のこと~看取り編~[3]
「訪問診療の後、母さん帰ったとよ・・・」
涙を浮かべて祖母の最期の時の事を話す母。
「嫌な予感がしちょったとに・・・なんで帰ったっちゃろ・・・
おっちゃればよかったとにね・・・」
そう言って涙をぬぐった。
「サッと雑用を済ませて、またばあちゃんちに戻るつもりやったとに・・・」
叔母からの連絡を受けて、
「すぐ行くわ・・・」
と、泣きながら祖母の家に戻ることになった。
祖母の最期に母は間に合わず、叔母が看取ったのだった。
続きます。
次の話
マーミー
著者マーミー、2年生の長女こねたん、2歳の次女いもたん、夫おどやんの日常漫画だよ!
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あぁ・・・お母さんが「なぜあの時」と涙が溢れてしまう気持ちが伝わってきます。
[ママ広場編集部]