前回の話
男尊女卑の古い考え方が未だに残る義実家に家族で帰省したナオミさん。夫ミノルさんの実家は「本家」にあたり、年末やお盆になると親戚一同が集まり宴会をします。嫁であるナオミさんはもちろんのこと、6年生になった娘ユズキちゃんも宴会のお世話の手伝いをするように義母に命じられました。ほろ酔いのおじさん達は、ユズキちゃんにナオミさんのようになるな、ミノルさんに嫁選び失敗などとデリカシーのないことを口々に言うのでユズキちゃんは涙をこぼしてしまいました。ところがミノルさんはおじさん達に合わせて「あはははは」と笑っていたのでした。
義実家にいきたくない![3-1]女の子の居場所は台所
手土産に持ってきたお菓子を、義母がユズキの従兄弟たちに配りました。彼らはお菓子を貰って自由に遊んでいます。ところが義母は「ユズキちゃんは女の子だから一緒に台所に行くわよ」と言いました。
ユズキが「どうして?ツバサ君やショウタ君と食べる場所が違うの?」と聞くと、義母は「それはあの子たちが男の子だからよ~お母さんったら何も教えてないのね~かわいそうに・・・」と言いました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。