前回のお話
同級生の女の子が虫が嫌いと知っていたトウマは女の子の頭に止まったハエを追い払おうとしましたが、叩いた結果お花の髪飾りを壊してしまいました。結果女の子は急に叩かれた驚きと髪飾りが壊れてしまった衝撃で泣いてしまいました。
小学生男子のトリセツください[9-1]
「泣かせるつもりじゃなかった。虫が嫌いだったから。」「それは、わかったよ。でも髪飾りを壊したよね?友達の頭を叩くのはどう思う?正しいこと?」と冷静に息子に語りかけました。
「頭を叩くのはダメだった。髪飾りを買って謝りに行きたい。」とシュンとした様子。相手に意地悪をするために叩いたわけではなありませんが、結果的には相手を傷つけることなってしまった自分の行動に息子はとても反省しているようでした。いつも、これをしたらどうなるかな?と考えてから行動してねと伝えていましたが今までそれができていませんでした。今回それを本人も痛感したようです。
幸いにも相手の女の子のお母さんを知っていた私はすぐに連絡と謝罪。週末、似た髪飾りを買って息子と一緒に謝罪に行きました。女の子のお母さんからは「事情は聞いています。トウマくんは意地悪でそんなことをしたわけじゃないと娘も話していましたし、逆に新しい髪飾りを買ってきてくれるなんて」と言ってくださりました。
息子もこれを機に、自分の行動に責任を持つようになってほしいと思いながらも、今後しっかりとしてくれるか悩みは尽きません。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。