学校の先生からの突然の電話。我が子に何かあったかな?とドキッとしますね。それが「お宅のお子さんがイジメをしていました」という報告だったら・・・。
今回は小学2年生の息子さんが、いつも仲良く遊んでいると思っていた友達をイジメていると先生から報告を受けたお母さんのお話です。担任の先生の説明によると、息子さんは自分が直接イジメるのではなく、他の子にやるように命令していたのだとか・・・。
小学生息子がイジメっ子!?[1]いじめ。息子さんは認めましたよ?
ちょっとした行き違い・・・それが始まりでした。
ある日、息子が通う小学校から電話がありました。
「はーい、はいはいっ・・・と」
のんきに電話に出た私。
「はい、もしもし」
「あ、ケンゴ君のお母さん。こんにちは、担任の吉村です。
ケンゴ君のことでお話があり電話したのですが・・・。」
「えっケンゴ??」
息子のケンゴは小学2年生。
保育園からの友達でよく一緒に遊んでいる友達はヒロ君、マモル君。特にヒロ君のお母さんとは私も仲が良いのでよく話します。
その日の朝も笑顔でじゃれ合いながら一緒に登校して・・・そろそろみんなで楽しく帰ってくる頃だろうと思っていました。
そのケンゴが・・・
「あの・・・ケンゴがなにか・・・」
吉村先生は淡々と説明しました。
「ケンゴ君は、ヒロ君にマモル君を蹴るよう・・・暴力をふるうよう命令していました。
ケンゴ君にも事情を聞きましたが、本人も認めました。」
「命令?暴力!?」
あまりにも想像ができなさすぎて、私は思わず大きな声を出してしまいました。
担任の先生は、息子がお友達に指示して他の子に暴力をふるわせたと言っていました。
私は頭が真っ白になり、ただただ「はい・・・はい・・・」と聞くことしかできませんでした。
続きます
「小学生息子がイジメっ子!?」は毎日更新します。
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [編集・作画]めめ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。