前回の話
将来なりたい職業がある、と上京して大学に通うまひろさん。実家には高校生と中学生の弟妹がいて経済的な余裕はないため、奨学金を借り、お弁当持参で大学に通い夜はアルバイト先でまかないを食べるなど節約しながら生活していました。そんなまひろさんに初めての彼が!彼タモツさんは実家暮らし、まひろさんの家にお泊まりに来る時は手料理を用意したり、外食は割り勘、車を出してもらうお礼にガソリン代を渡したりと、お金はなくても負担をかけないように気をつけていました。
奨学金は借金[2-1]やけに冷えた部屋に違和感
そんなある日のこと。「やだ・・今月光熱費予算オーバーだ・・。タモツのお泊まりも増えたしなぁ・・もっと節約しないと」と呟くまひろさん、そしてバイト中のこと、「俺、今日早上がりだから、先まひろん家行ってるね」「うん」タモツさんにそう言われて嬉しくなりました。
そしてバイトが終わり、タモツさんが待つ家に帰ったまひろさん、「ただいま~!遅くなってごめん・・って、え?ドア開いてる・・ていうかなんでこんな冷えてるの?」少しだけ開いたリビングのドアの隙間から流れ出るひんやりした空気を感じて、まひろさんは不思議に思いました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。