前回の話
親友だと思っていたサユリが、自分に恋愛感情を持っていたと知ったアユ。アユが密かに好きだったタクマと付き合ったサユリは、タクマに邪魔されたくなかった、それだけの理由でした。ずっと隣にいてアユのことを見ていればよかったサユリは、自分がタクマと付き合わなければアユがタクマと付き合い、自分の事などどうでもよくなってしまうのを恐れていたのでした。
親友の彼氏[13-2]海岸に一人、戻らない親友
旅行も本当はアユとふたりだけで行きたかったと泣きじゃくるサユリ。誰にも邪魔されたくありませんでした。
「サユリ、私・・・」とサユリに近寄ろうとしたアユの肩をタクマがぐっと押さえました。
「ごめんアユ、ひとりにして。」サユリに言われたアユは、仕方なくロッジへ戻ることにしました。
サユリが気になって何度も振り返るアユは、タクマに促されて海岸を後にしました。
ロッジに戻ってサユリが帰ってくるのを待ちましたが、サユリは戻ってきませんでした。
ママ広場オリジナルマンガ「親友の彼氏」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。