前回の話
親友のサユリの誘いで綺麗な海辺に佇むステキなロッジへ旅行に出かける計画をしていたアユ。ところがタクマが「俺も友達呼ぶから4人で行かない?」と言ってきて複雑な気持ちになりました。タクマは、「アユと2人で行くから」と、サユリには旅行を断られていたのです。それでもどうしてもサユリと一緒に旅行へ行きたいタクマは、アユからサユリに言ってもらうようにお願いしたのでした。4人で行くことに始めは「えー」と言っていたサユリは、いつものように「アユがいいなら」と渋々頷いたのでした。
親友の彼氏[10-1]とにかく親友と一緒にいたい彼
綺麗な海と素敵なロッジにテンションが上がるアユとサユリ。でもタクマは違いました。泊まる部屋がサユリと一緒ではなかったからです。気を遣い、慌てて部屋を代わろうとするアユですが、サユリが断固として譲りませんでした。
「私はアユと同じ部屋!」とキッパリ宣言したサユリにタクマもどうすることもできず、「オレ、彼氏なのに」としょんぼりするばかりでした。そんなことはお構いなしにサユリは水着に着替えようとアユを誘い、とても楽しそうです。
一日中海で遊び、バーベキューも楽しんだのはアユとサユリ。取り残されたタクマとカズヤははしゃぐ2人をただ海岸から見守っていたのでした。
その夜。
「サユリ~、おかわりちょうだ~い」と既にへべれけのタクマが更にお酒を飲もうとしていました。飲みすぎだとサユリに叱られても、不完全燃焼のタクマはサユリの名前を呼ぶばかりです。「部屋まで送って行ってあげなよ」とアユに言われ、しかたなくサユリはタクマをささえて部屋へ向かいました。
次の話
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。