前回の話
女の子2人が「だーいすき!」お互いそう言い合っているのを見て昔のことを思い出したアユさん、そう、それは大学生の頃のこと、食事や体調のことを管理してくれたり、寝不足の心配をしてくれた親友のサユリさん、サユリさんの「少し寝たら?時間になったら起こすから」という言葉に甘えて、アユさんは少し眠ることにしたのでした。
親友の彼氏[1-2]彼女の魅力
「少し寝たら?」サユリさんがそう言った直後に爆睡したアユさんを見て「早っ」と呟きつつそっと背中を撫でるサユリさん、すると、「あれー?」「アユ寝てんの?」男友達がやってきました。
すると「そう。寝かせてあげたいから・・シー!ね?」サユリさんが上目遣いで「シー!」とする姿にキュン!としてしまった友達が、「な、なあ・・今度2人で遊びに行かね?遊園地とか・・」と誘ったところ、「え?」サユリさんが言いました。
そして「行かないよ?わたし、アユと出かける約束が最優先だからさ」平然とそう答えるサユリさんに、「ほんと仲良いな~」「まじでずーっと一緒にいるよな」と口々に男友達が言うと、「へへ仲良しだからねー」笑顔で答えるサユリさん、すると「でもさあ」と他の友達が言いました。
「アユも、毎日サユリとばっか一緒じゃ疲れるんじゃねーの?」その言葉に呆然とするサユリさん。
「・・え。それどういう・・」とサユリさんが聞き返すと「だからさぁー、たまには俺と一緒にさ~」突然サユリさんの腕を掴んで言い出す男友達。すると「ふああぁぁ・・・あーもーうるせーなあー」アユさんの声が聞こえました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。